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- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784007306396
感想・レビュー・書評
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P. W. Andersonは凝縮系の物理の基本原理として”対称性の自発的破れ”と”断熱的連続”があると自身の著書の中で強調している。対称性の破れとは超伝導状態、強磁性状態に代表される対称性の低い状態が相転移によって実現するということで、物質の不連続な状態の変化を表している。断熱的連続とは複雑な物質の性質について、(その物質の本質を損なわないような)簡単化したモデルを対応させて複雑な物質を理解しようというものである。
本書は電子がマクロな数集まった結果実現する個性豊かな物理現象を紹介し、それらを貫く統一性と基本原理を明らかにしている。
中央館3F : 図書 420.8//I95//16
OPAC:https://opac.lib.niigata-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN09016107詳細をみるコメント0件をすべて表示
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