幻怪地帯 (ソノラマ+コミックス)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 91
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022143181

作品紹介・あらすじ

東北を旅行するカップルが田舎道を歩いていたところ、葬式で大きな声で泣く女を目撃した。どうもその女は「泣き女」という職業らしい。それを見たカップルの女性に異変が!?(「泣女坂」から)。ホラーの鬼才が見る者すべてを極限の恐怖へ誘う、傑作ホラー短編集!

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらず、可憐な美少女が巧い伊藤潤二さん。描き込みが相変わらずすごい。
    あとがきを拝読し、予めプロットを細かく立てない制作方法であることや、年々ネタ切れで産みの苦しみを味わっているお話などなさっていて驚いた。

    確かに、似たようなお話はあったかな…という気もしないでもない。

    本作品達は、紙面連載のような頁制約なくのびのび描かれていたとのこと。

  • 伊藤潤二の長めのホラー短編集。最近の作品はラストが弱目のものが多いけれど、四編目の『まどろみ』は中々怖かった。

  • 伊藤潤二氏の作品(短編集)『幻怪地帯(2021)』を読了。

  • なぜこの人の漫画に飽きないんだろう……。
    積まずにすぐ読むあたり、好きが溢れている。
    今回も面白かった。

    年々漫画を描くのがしんどくなってる、とあとがきで漏らしている。収録作4作共に過去のネタ帳からふくらませた話だそうだが、そのネタ帳の財宝たるや……!
    特に泣女坂は映画一本できるのでは?というくらいの物語の密度と余韻で大変面白かった。

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