花四段といっしょ (4) (ソノラマ+コミックス)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022143952

感想・レビュー・書評

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  • 書店に行ったら19日発売の第4巻がフライングで入荷している!!
    あっラッキィ~ラッキィ~ラッキィ~。

    個人的に1話目(第19話)の「女将VS棋士」がお気に入り。
    グルメ人情ハラスメントギャグ漫画「飯を食らひて華と告ぐ」の店主(オヤジ)並みの人物観察力の無い小料理屋 蘇鉄のママが最高!!
    客で来た花四段を見て、とんでもない観察力(推理)から出てくる❮闇❯の職業、昇霊会に爆笑。
    そんな そてつママの「空想」を否定せず楽しむバイトの姫ちゃんもナイス!!
    この二人のレギュラー入り希望!!

    メインは花四段の妹弟子 踊 朝顔の三段リーグ戦の話「決戦!三段リーグ最終日」(前後編)。
    ギャグのオブラートに包まれてはいるけど、その結末に涙。

    次はいよいよ花四段が更なる高みを目指す話が中心となるのかな?

  • 本巻の主人公は花四段の妹弟子で、まだプロ棋士ではない踊朝顔三段。プロへの登竜門である過酷な奨励会は、しばしば小説やノンフィクションでも取り上げられてきた。本巻は、この過酷さを、いつもながらのユーモアを交えて描いていて、「なるほど、こう指すか」という1冊。

  • 朝顔メインのお話
    ちょっとシリアスなところもあり
    ほろっとする部分もあったけど
    花四段のわちゃわちゃ感が適度にクスッとさせてくれて、今回も楽しませてくれた
    いま1番次巻が楽しみな作品

  • 連邦軍のモビルスーツのような強度で数えきれない苦労を返り討ちにしてきたであろう朝顔が大小・有形無形に受けてきたであろう差別や、去って行った先駆者の女性棋士たち思うと余りに苦しい。
    一方で、女性同士でも専業主婦の母に対しては無意識に見下す彼女とそれに怒る母の姿に、男性中心社会での女性の過剰適応や母親の神聖化に対する作者の視座が感じ取れて良かった。

    漫画や小説といった創作作品は、理想や夢を現実に先んじて実体化させるツールでもあると思う。朝顔の存在が現実になり、道程が続いていくことを願って已まない。
    朝顔さんおめでとう!

  • 朝顔さん、おめでとうございます!

  • 第3巻まで一気読みの後、待ちに待った第4巻がやっと発売!花四段のインスタアカウントで小出しになっていたものの、紙で読むのがやっぱりいい。

    今回はつみれの妹弟子・踊朝顔がほぼメイン。女流棋士ではなく、奨励会からプロ棋士を目指す朝顔。女流棋士・生野珠子との友情の巻、過酷な三段リーグ最終日の巻、そして金欠でバイトするの巻と朝顔の魅力満載。
    随所で爆笑しながらも、シリアスな場面もあり、相変わらず面白い。
    すでに第5巻が待ち遠しいぞ!

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