- Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022500779
感想・レビュー・書評
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離婚直後から1年半くらいの、ハートブレイクダディの叫び。地の文が面白いので、面白くない決まり文句「子どもに会いたい」が突出してこちらに迫ってきます。
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中学生の時、正しい歩き方がわからなくなった。
周りの目がとても気になって、自分が変な歩き方をしてるように思えて仕方がなかった。自意識過剰だったなと思う。誰も自分なんか見てはいないのだけど、みんなが自分を変な人を見る目で見ているような気がしていた。
変な歩き方をしていてもなにも恥ずかしい事などないのだと言われている気がしてくる、そんな本だった。 -
この人の短歌のほうは好き・・・かも知れないけど、エッセイは合わないと実感したな。
こういう考え方の人間を否定するとかじゃないけど、なんと言えばええのやら。
自己愛が。。。強いのか???
友達の知り合い、くらいの距離感が良さそうなタイプ。
唯一、アシスタントの松田アキの書いた「アシスタント日記」がなかなか秀逸で面白かった。
「びわやババロア、茶碗蒸しなど生命力の弱そうな食べ物が好きな枡野さん」なんていいよね。
これ、スピンオフならないかな。 -
面白くて一気読み! 紹介されている映画、どれもみてみたいなぁという気にさせられます。一度見たことのある映画も、もう一度見直したいなぁと思いました。ほむほむと友だちにならなかった理由…知りたい。
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週刊朝日に連載したコラムを中心にした雑文集。売れっ子だとこんな本まで出てしまうのかと驚嘆。深みはなく瞬発力だけ。離婚の経緯や面会させてもらえない心情などが書かれているかと思ったが期待外れ。本人も書いていたが「子どもに会いたい」と言い続けてるだけの本。残念。
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毎週のように「離婚した妻がわが子に会わせてくれない」などと泣き言を書き続けるエッセイ。おもしろい方だとは思うが、あまりお近づきになりたくないパーソナリティーのようで引く。
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心の動きが赤裸々に。他人のことを知るって、下手な怪談話よりコワイのに、軽やかに読めたのはリズムがいいからかと。
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全ての悲しみとやるせなさを包み込むような彼の静かな作品は、
こういう風な感覚から生まれるのかな、と思えたエッセイ。
強くてやさしい人だなと思う。
私はそんな彼に憧れる。