記者風伝

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022506108

作品紹介・あらすじ

現場で「敗戦」を見つめた毎日新聞・藤田信勝から、天声人語の名コラムニスト・深代惇郎まで、今は亡き24人を列伝でつなぎ、人物を通して、新聞が輝いていた時代と、記者たちの矜持を描き出す。新証言も多数。

感想・レビュー・書評

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  • ネクタイ締めて理路整然と話す人より、名もなき人たちのつぶやきに時代の転換を告げる輝く言葉がある。

    そういう言葉をアンテナ立ててキャッチする。

    新聞は偉そうに批評したりするが、心はいつも等身大の感覚でいよう。

    記者は、職人や剣士みたい。サラリーマンとしての出世じゃなく、自分の正義を貫く平社員のままでいられる仕事。


    戦争を煽ってしまった過去への反省を受け継いで、おかしいと思ったら必ず書く記者でありたい。

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著者プロフィール

1945年生まれ。早稲田大学卒業。70年、朝日新聞社に入社。企画報道室編集委員、編集局特別編集委員、論説委員を歴任。94年4月から7年、書評委員を務め、2003年1月から5年、コラム「素粒子」を書いた。著書に『読んだふり』(洋泉社)、『何度読んでも、いい話』(亜紀書房)、『新聞記者の流儀』(朝日文庫)、『夜ごと言葉に灯がともる』(彩流社)、『酒と本があれば、人生なんとかやっていける』『持つべき友はみな、本の中で出会った』(以上、言視舎)などがある。

「2023年 『読んだ、知った、考えた 2016~2022』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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