恋の病は食前に

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 266
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022508577

作品紹介・あらすじ

これが最後の恋だと思ったのに…ひと目ぼれ、猛アタック、玉砕を重ねて42年。「変人」料理評論家草刈春男による、トホホな「B級グルメ」ラブ・ストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • B級グルメに関するお話しよりも、人間関係の恋模様が描かれていることが多かったので思ってたのと違うって感じでした(^_^;)

    拓未司さんの作品「禁断のパンダ」と「蜂蜜のデザート」に出てくるビストロ幸太のお話しの方が私は好きかな〜

  • 読み進めていくと、なぜか草刈先生が可愛らしいと思うようになった。

  • B級グルメの描写が美味しそうでたまらんです。
    料理評論家草刈さんのキャラが憎めない。
    サラッと楽しんで読めました。

  • 勘違いでも何でも恋にまっすぐ突き進むおじさん。下手したら捕まりそうだけど。関わる人は大変だ。イラッとさせるおじさんだけど、根拠のない自信を持っているのは羨ましいかな。

  • 料理評論家の草刈のキャラが濃すぎる。濃すぎるから話が出来るのかな。
    なんだこの自意識過剰な奴は。
    そんな中「肉巻きおにぎりの青春」は良かったかも。
    母と息子の話に弱いんです。
    それと「シロコロ・ホルモンのすれ違い」の姉妹も好きかも。
    シロコロ・ホルモン、食べたいな~

  • 好き!
    なんか赤川次郎さんの本に出てくる警部を思い出しました。。(笑)

  • 傲慢で扱いにくい料理評論家が巻き起こす恋を巡る騒動。それに、料理が絡んで・・・。

    正直感情移入できるキャラクターがなかった。主人公の料理評論家が、自己中心的でわがままであっても、何か愛すべき所があればよかったんだけど、私には感じられなかった。

    「肉巻おにぎり」に登場したシングルマザーはちょっとよかった。息子を思う気持ちがあふれていて、おいしい食事を作って、息子を見守る姿がいい感じの距離感で。人を思って作る食事の描写は心が温かくなる。

  • 料理評論家・草刈春男を主人公にした短編集。
    このオヤジ、性格も見た目もキッツイし、思い込みが激しくて、妄想家。
    なのになぜか、周りの人達に幸せを運んできちゃうんだな。
    恋愛要素を期待すると肩透かしって感じだけど、ウケるし、これで正解。

  • 【あらすじ】
    グルメ評論家として有名な草刈春男だが、傲慢で扱いにくくその上、「一目ぼれしやすい」厄介な男。取材で訪れた店員の女性、同窓会で久しぶりに会った同級生、ゲスト出演したテレビのアシスタント……。その恋愛のカギとなるのが、横手焼きそば、姫路おでん、厚木シロコロホルモン、肉巻きおにぎりといったB級グルメだった! 笑えてほんのちょっとしんみりの人情ラブコメ。

    【感想】

  • 短編集。
    各話に太ったうるさめのオジサン評論家がチョロチョロ登場し、なんとなく良い方向に導いてしまうと言ったお話。

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