- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022513304
感想・レビュー・書評
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世間はラーメンのスープを一滴残さず飲んでしまった人をどう見るか。もったいない精神の立派な紳士とは決して人は見てくれない。ひもじい人。さもしい人。卑しい人。はしたない人。そういう見方をする。危ない人という見方さえされる。カウンターに並ぶと隣の人の食べっぷりがよく見える。「隣の奴、スープを全部飲んじまいやがった」と思われる。思われるのは嫌だし悔しい。スープは丼の底から2~3センチ残すのが無難。
ラーメンは徹頭徹尾全て食べきるを実践してきた自分。人間の尊厳に抵触する汚辱を味わわされた。
このほか、メンチカツの序列、バターとパンの掟、ヨーグルトの正義など、どれもこれも目から鱗。これまでの人生を深く問い直させられた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
丸かじりシリーズその38。
「出し汁カフェ」が気になった。だしって飲むものなのか?いや、飲むものには違いないけど、お吸い物の「吸う」って感覚に近いような。何も入ってないだしだけを飲むカフェとは…色んなお店があるもんだ。 -
ソーメンのつゆ多彩化と日活ロマンポルノの流れはさすが先生。
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ライトな感じで読ませていただきました。
東海林さだお先生の文章力は凄いと思う。 -
596.04