戦旗 大坂の陣 最後の二日間

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022513489

作品紹介・あらすじ

慶長二十(一六一五)年五月七日-真田幸村は、死中に活を求めて家康本陣めがけて攻め込んだ!己の死に場所を求めて奮戦する猛将・後藤又兵衛、大坂方最後の砦・毛利勝永ら強兵どもと、対する徳川方の独眼竜・伊達政宗、戦の寵児・水野勝成、家康の外孫・松平忠明-。第六回朝日時代小説大賞優秀作『決戦!熊本城』で大注目の新鋭による書き下ろし長篇時代小説。

感想・レビュー・書評

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  • 大坂城落城最期の二日間。松平忠明、伊達政宗、後藤又兵衛、真田幸村、毛利勝永、豊臣秀頼と順に物語の主人公が変わってゆく。

  • おそらくこの戦が終わったら当面大きな戦はないので、ここで手柄をたてて褒美をもらいたい徳川方の武将。もう後がないし、どうせ負けるけど失うものはないから思いっきり暴れるぜという豊臣方の武将。教科書には絶対出てこない心理戦が歴史モノの醍醐味。しかし伊達正宗って朝鮮出兵のときも九州まで行ってるのに大坂の陣にも登場。出張の多い人生だったんだな。

  • とにかくですね、みんなかっこいい。
    徳川方も、豊臣方も。もちろん真田以外も活躍します。
    ちょっとかっこよすぎるんでないかと思わなくもないですが、それがいい。
    特定の誰かをもちあげるために、他の誰かをコケにするってのが苦手なので、
    そういうのがいいんです。

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