プロ野球バカ本 まったく役に立たないブックレビュー!

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022515797

感想・レビュー・書評

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  • 野球にちなんだ本、野球関連本を1つ1つ丁寧に辛辣にコメントしている
    全プロ野球FC入会の御存じ長谷川氏。
    下ネタもあれば薬物もあるし、女性ファンが好きなイケメンもいれば
    コンプラギリギリのdisもあるし女にだらしないとかもあるし
    まぁあれよあれよの嵐。
    毎日電車で読んでたけど流石に公共の場所で読むのはまずい内容もあったけど
    こうゆうの大好き。

  • 昭和末期~平成初期にかけて自分もプロ野球関係者の書いた本を何冊も読んでたけど、この本で紹介されていなかったものも、概ね暴露と悪口と下ネタにまみれていました。
    今なら訴えられたりネット炎上当たり前な内容のオンパレード。
    あの時代のある種の杜撰さが露呈しまくりなのが、「プロ野球バカ本」なんだなーと思いました(同時代のゴルファー本なんかもそうですね)。
    それをこうやってまとめてつまみ食いできるのが楽しく、著者の長谷川さんのちょいちょい入るツッコミも心地よかったです。

    それにしてもこんなの平成前期で終わってるんだろうと思いきや、最近も細々と趣向を変えた『バカ本』が出続けていることにビックリ。
    『#プロ野球イケメン図鑑』はマジでどうかしてる!!(褒め言葉)

  • 「空手バカ一代」のことをずっと「空手家のバカな一代記」だと思っていましたが、正解は「空手バカの一代記」でした。でも本書は「野球バカの本」ではなく、「野球のバカ本」なのであります。本屋さんで一定のスペースを取り続ける野球本、選手や監督の栄枯盛衰と共に次々と生まれ、どんどん消えていく野球をテーマにした本の中で今となってはバカバカしいけど、そのバカバカしさに愛おしさを感じる本を「バカ本」としてレビューするネット企画から生まれた本です。数多ある「バカ本」をレジェンドバカ本、夫婦バカ本、助っ人バカ本、若気のバカ本、読売バカ本、ウンチクバカ本、毒舌バカ本、ノムさんバカ本、長谷川バカ本に分けて紹介。これだけの本が出ては消えしているのは、日本人にとって「プロ野球」がまだまだ愛すべきコンテンツだからなのだと思います。サッカーに、こんな「バカ本」ジャンルあるのかなぁ?著者は「プロ野球12球団ファンクラブ全部に10年間入会してみた!」で出会って以来、都度都度読んでいる筋金入りの「野球バカ」長谷川晶一。自分の本を「バカ本」として自虐的に紹介するに至って、この本も愛すべき「バカ本」から、愛すべき「野球バカの本」に微妙にシフトしているのでありました。いよいよ球春、さあ、ジャイアン対マリナーズのオープン戦、久々に地上波で見てみようっと!

  • 全員コンプライアンス違反ww
    昔の選手による著書はコンプライアンス違反だらけ(笑)

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著者プロフィール

1970年5月13日東京生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクションライターに。05年より中野ブロードウェイに在住。『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』(白夜書房)、『私がアイドルだった頃』(草思社)、『ギャルと僕らの20年史 女子高生雑誌「Cawaii!」の誕生と終焉』(亜紀書房)、『いつも気づけば神宮に 東京ヤクルトスワローズ「9つの系譜」』(集英社)、『詰むや、詰まざるや 森・西武VS野村・ヤクルトの2年間』(インプレス)、『生と性が交錯する街 新宿二丁目』(角川新書)他、著書多数。

「2022年 『中野ブロードウェイ物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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