低コスト生活 がんばって働いている訳じゃないのに、なぜか余裕ある人がやっていること。
- 朝日新聞出版 (2023年11月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022519474
作品紹介・あらすじ
<月7万円で、心が満ちる小さな暮らし。> 低コストライフ、それは、ミニマルライフともシンプルライフともちょっと違う、心とお財布に負担(コスト)をかけない暮らし方??。 自分に合わない環境で頑張り続けて心身の調子を崩した著者が、ココロとお財布にかかる負担(コスト)を徹底的に見直した結果たどり着いたのは、家賃込みで月の生活費7万円という、小さくも豊かな生活。 イケてるっぽい風を吹かせてくる人たち、頑張って働けば暮らしがよくなる思い込み……自分を縛る「重し」をどんどん外して、軽やかに暮らす方法を一冊にまとめました。 ■本文抜粋朝、周りが明るくなってきたら自然と目が覚めて、私の一日がスタートします。洗面と、軽く体を動かして、ささっと掃除や洗濯、食事の準備を済ませたら、あとは自分の調子や気分、その日の天気に合わせて、「今日はあれしようかなぁ、これしようかぁ……」と決めていきます。(中略)辺りが暗くなれば私もスリープモードになり、夜は読書か、眠たければあっさり就寝します。 ■目次 ※一部抜粋「せねば」のない暮らし頑張れば暮らしがよくなる教私の支出管理ルーティーンお金を使う機会を減らすツール「すぐに買わない」トレーニング電気ケトルと炊飯器メインディッシュがある部屋自産自消システム今の暮らしを船に例えるなら?ハッピーとラッキーは別物 ……ほか、いつの間にか膨らんだ“私”と“暮らし”を元に戻す59のお話。
感想・レビュー・書評
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▼感想
・大好きなかぜたみさん(Youtube、Xを拝見しています。)の著作、これは読みたいと思い手に取りました。
・自分の大切なものを求めた結果、低コスト生活になったということであり、考え方やプロセスが取り入れてみたい内容が多々ありました!
▼メモ(抜粋)
・P56:私の求める生活は、「お金が貯まる生活」ではなく、「安心して心地よく過ごせる生活」です。
・P65:貯金貯金!とお金を追いかけ続けるよりも、「無意識にやっている余計な事」を減らすほうが暮らしは充実します。そして実行しなければ忘れていくことのほうが圧倒的に多いことがわかると、お金を使うのを「我慢しなきゃ」ではなく「また余計なことを」と自分の行動を客観的に戒めることができます。
・P138:絶対に「探し物」をしないために私は、「持ち物は増やさない」「ものの定位置を決める」…ということを徹底して過ごしている。
・P193:スキル・収入・評価、不安を原動力に不要なものまで吸収しようとしていた。でも本当は、手元にあるものを大事にして暮らせば十分だとわかりました。自分を変えたい!と、慌てて何かを取り入れるよりも、膨らみすぎた自分と生活をまず「元の状態」に戻すことの方がかなり大事です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
―「お金を使わず過ごす」というのは、本当に筋トレみたいなもので、時々思い出したときにやるのでは不十分で、毎日少しずつ続ける方が着実にいい習慣が身につくようです。―
無意識に使ってしまってるお金とか、それに伴って
増えていく物や自分のメモリーの大きさ・重さを
実感する内容でした。
軽やかに生きていきたいから、少しずつ少しずつ
荷物や執着を降ろしていきたい。
まずは支出メモを書くところから。
(自分の記憶を信用しない!) -
様々なエリアで様々なお金の使い方を経験されていきたかぜのたみさんだからこその文章に説得力があり、読んでいて大変為になりました。
田舎では物価が下がる為食費などは抑えられる分、地域の交流にかかるお金が増えるなど、どこに住んでも、基本的にかかるお金の枠は変わらないというような事が書かれており、ちょうど去年田舎に越してきた私としては実感していたところで「そうなんだよなぁ~」と私の頭の中にある想いを言葉にしていただきました。ありがとうございます。
私は家電は最低限持ちたいし、ガスもプロパン‥かぜたみさんの実践される低コストライフはたくさんの「一般価値基準」を壊して作り上げられた、覚悟の月7万円です。
「自分の心の機微を丁寧にみつめ、考察しながら無理なく自分の求めることを素直に選んで生活を作る」という姿勢に、コツコツと生活を心地よいものへと軌道修正してゆきたい‥と、モノや生活に翻弄されがちだと感じていた私の心底の欲求が照らされ再確認しました。youtubeも素敵です! -
SNSでこの本を紹介している方がいらっしゃって、手に取りました。YouTuberの方なんですね。他のSNSでも活躍されているとか。まずはYouTubeを登録してみました。
本の感想は、著者と家族構成が違うので、全て納得&実行出来るものではないのですが、お金の使い方や、また、工夫すれば代替出来る物を気軽にお金で解決していないか…など、何気なく使っているお金について考え直すきっかけになりました。中でもゲーム的でやってみようかな?と思ったのは、57頁~の【月前半は使わない、月後半は豪遊】です。お給料が入ると気が大きくなって無駄使い…というか、あまり考えずにお金を使いがちなんですが、この章を読んで、試しにお給料が入ったら今までとは逆にストックを消費したり、掃除したり…と本に載ってたように生活してみたいと思いました。ただ私には一緒に住む家族がいるので、協力が必要ですが…。なのでゲーム的にギスギスしない程度にお金をなるべく使わず、頭とストックを使う週にしたいなと思います。
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食費が月に3900円⁈とのっけから度肝を抜かれたのだが、米などはふるさと納税で賄っているから食費に入れていないというからくりが…でしょうね。びっくりした(-。-;
月前半は使わない、月後半は豪遊ということをゲーム感覚でやるのは面白そう。豪遊といっても、美術館に行ったり、カフェでお茶したり、質素だけれども自分にとってはご褒美的な。
株も遊びのような感覚でやるのも面白いかも。「喫茶代を株主優待で賄えたらいいな」「配当金が入ってくるといいな」くらいの感覚で。「がっつり儲けてやろう」という気持ちは身を滅ぼしそう。
終わりに「幸せ」について考えるって文章が良かった。「『これが幸せってことなのかも』を自分自身に問いかけ続けている。幸せな状態に身を置き続けるというよりも、幸せなのかもと感じる瞬間があることがきっと大事。与えられるものではなく、自分で感じるもの、自分で見つけるもの、という感覚で過ごすのも大事。自分にとっての幸せは、随時更新されていく。なぜなら、人の生活にこれで完成ということは無いから。幸せなライフは、誰かから授かるものではなくて、自分の手で作るもの。」それ! -
かぜたみさんのYouTubeを楽しみに聞いていたので、この本を手にしたとき、読み終わるのがなんだか残念で、少しずつ読み進めました。
後半、ジーンとした箇所があったなぁと再読。その箇所は、3章の 自分で選んで、自分で決める のところ。
不足ばかり…ナイナイづくしに思えて理想ばかりを追い求め、散財していた自分の行動に気づいていない私。
満たされず、こうすべきだと思い込み、嫌なことを続けてモヤモヤという長年の私の迷いと重なり、温かく背中をおされたような気持ちになりました。
書かれてあるように自分で選んで、自分で決めてというように考え動いてみると、
今の自分を認めず、理想ばかり追っていた自分から少しずつ解放されて、力を抜いて楽な気持ちで過ごせる時が増えたように思います。
お金とメンタルは深く繋がっていると聞いてはいたはずだけど、今回の読書で改めて実感。
低コストノウハウを実践する、プラスゆっくりとじっくりと自分をケアしていこう。
読後、低コスト生活とは、深くゆっくり呼吸ができる豊かな生活というイメージに書き換えられた感じです。 -
#低コスト生活
#かぜのたみ
23/11/7出版
https://amzn.to/40wdPKn
●なぜ気になったか
現時点でだいぶ生活コストは下げられている。おそらく本書にあるいくつかのことはすでにやっているのであろう。さらに生活に余裕を増やす方法があるのなら知りたいので読みたい
●読了感想
本文内容にはほとんど響いてくるものがなく、目次のタイトルを流し見しただけ
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き -
自分が生きれる最低限おコストを見極めて
働きすぎず、身の丈にあった生活を送ること
会社員として生きづらい自分にとっても共感できる部分が多くあり、とても参考になった。 -
人にすすめられて。
日の出とともに起きて、日没とともに一日を終えたり、晴耕雨読だったりっていう生活はいいな。
かぜのたみさんが言う通り、なんとなくで使うお金がすごく多くて、どんどん収入を増やさなきゃ、という思いになってましたが、支出を減らす方に重点を置く大切さを教えてもらいました。
今、幸せですか?ではなく、わたしにとっての幸せとは何か。自分が大事にしたい軸を改めて考えてみようって思いました。
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本屋さんで見つけて気になったので購入。
YouTubeメインに活動されている方らしく、SNSで情報収集できるのかもしれないけど、私は本としてまとまっているのが有難かった。
わかるわかると思うことばかりでも実践するのは難しい。
やってみるのにお金のかからないことばかりだからやれることからやってみる。