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- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022599810
作品紹介・あらすじ
1923年9月1日に発生した巨大地震により、関東の1府6県は地震・津波の被害を受け、首都東京、横浜は火災によって壊滅状態となった。死者・行方不明者は10万5000人を超え、東京の下町のほとんどが焼失、焔の中を人々は逃げまどった。88年を経て各県の公文書館などで公開されはじめた大量の震災資料をひもとくと、被災者がどこへ動き、救援のマンパワーはなにを提供し、行政がどう応えようとしたかがみえてくる。避難・救援・生活再建、義捐金の配分、政府閣僚の復興構想とそれへの反論など、当時の様相を膨大な資料から掘り起こし、大災害から立ち上がる人々の実像を描き出す。
感想・レビュー・書評
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仕事のための読書。当時の公文書を元に関東大震災の事実を追う内容ながら、具体的数字の羅列が続き、たとえば政府の意思決定の流れとか、現場で起きる問題などはよく読み取れないので、一旦積読に戻す。必要に応じてレファレンスする。
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関東大震災直後の数年間、罹災者への社会的支援はどうだったかを丹念に調査した書。
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