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- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022631244
作品紹介・あらすじ
家康と氏真の交流は実に60年以上にも及んだ。徳川の統治政策の基本は今川家にあり、第2代将軍・秀忠後見役の女性家老は氏真の実妹・貞春尼であった。これまで描かれることがなかった氏真の実像を、家康との対比で掘り下げる初の本格的歴史評伝。
感想・レビュー・書評
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今川氏真の生涯について、父親戦死後の苦闘や、大名の地位を失った後の余生など知られざる一面が描かれている。妹が徳川秀忠の教育係になっていたとは知らなかった。
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小学生の時に『信長の野望』(武将風雲録・覇王伝・天翔記あたり)をやり、以来戦国時代のファンです。当時、今川氏真の評価は酒と遊興に溺れて国を失った、的なものでさっぱりでしたが、新資料の発見や新しい解釈や、まだまだ分からないことが多いんですね。考えてみれば、失敗すれば生命の危機という時代で、酒と遊興という説明だけで評価できる方がおかしな話ですよね。印象操作に負けていました。最近も今川館跡の発掘調査をしていたはずなので、再評価が進むことを楽しみにしています。
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