- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022730985
作品紹介・あらすじ
【芸術/スポーツ】2014年ブラジルW杯本大会出場の盛り上がりの中、もはやW杯優勝はまったくの夢物語ではなくなった。なぜ日本代表は強くなったのか、そして現実に優勝するためには何が必要か。論理的な説明に定評のある著者が日本代表の未来を解説する。
感想・レビュー・書評
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中西さんらしい緻密でマニアックw目線が満載の内容。
目線を変えれば、ビジネス書としても読めて
すっと心に響く言葉が散りばめられた一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久米書店
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まあ、内容的には繰り返しも多いようには思いますが、それなりにしっかりした意見で、面白いと思います。繰り返し的なのはコラムをまとめたものなのでしょうがないでしょう。残念ながらブラジルでは成果は出ませんでしたが、こう云う意見も取り入れていつの日かワールドカップ優勝してくれたらいいですね。私が生きてるうちは無理かな? あと、書いてる話の中にはビジネスとしても通じる部分ありました。
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フットボールインテリジェンスを磨く。選手だけでなく、スタッフ、メディア、サポーター、全員が。特に、メディアが切り込んだ質問をして選手が気付く、そんな関係になりたい。
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最近は、離婚問題でも報道に載ってしまった元名古屋の中西氏の日本代表論。
朝日新聞デジタルで50回近く連載された「SPORTS 日本ヂカラ」をまとめたものなので、章ごとには分かれているが章内のトピックごとの関連性が低い気がした。
内容としては、日本代表がW杯で優勝することは不可能ではないとしている。日本人ならではの身体能力の得手不得手を知り、敏捷性などの日本の良さを自覚して伸ばすこと、生かす戦術を作り出すことと、主にヨーロッパでの高いレベルでの経験を積むことが必要であり、そのためのサッカーIQが必要であるとしている。
1つの論として全部がまとまっているというよりもコラムの集大成に近いとは思うが、中村俊輔、遠藤ヤットなどのインタビューも載っており、読んでみてよかったと思う。 -
内容は面白いことも書かれているけれど、各章の内容に統一感が無いというか、各章の切り口のレベルがあっていないというか、非常に全体像を掴みづらい。同じことが何回も書かれている気がするし、全体として何がキーなのか、よくわからない。
長友は人からのアドバイスをすぐに取り入れてみる人らしい。
遠藤と香川だけがトラップの時に軸足を浮かせることでうまくボールの勢いを殺すトラップがうまいらしい。
相手DFにもしかしたら奪えるかもしれないと思わせる、ゆっくりとしたパスを出すことでおびき寄せるパスを『食いつかせるパス』というらしい。
扇原のパスがライナー性でありがながらワンバウンド後にスリップがかかるようなもので、ディフェンスライン裏へのパスが優れているらしい。
と、サッカー素人の私が次回の観戦で確認したいような点書かれていたが、、、、
一番気ためになったのは、ゴルファー宮里藍の紹介されていた一言。
『いいインタビューアーに出会うと言葉が引き出されて、自分がどう考えていたかがわかる』という話し。
本音を聞き出したいとき、どう尋ねてあげるかが非常に大切。