公務員大崩落 (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022733023

作品紹介・あらすじ

政権交代で、公務員改革が動き出した。天下りや税金の無駄遣いは根絶できるのか。キャリア官僚から独法、公益法人、第三セクター職員まで、900万人弱の「公務員」に襲いかかる過酷な運命とは。公務員を知り尽くし、霞ヶ関を震撼させた、『公務員クビ!論』著者による待望の第二弾。

感想・レビュー・書評

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  •  著者の職務経験を踏まえて,今後起こり得る公務員を取り巻く環境変化が記されている。我々地方公務員に関しては,これからも人件費の圧縮が要請され続けるだろうが,今後は職員全体のモチベーション低下を招く「一律削減」の方法で応じるのではなく,これまで以上に能力主義と実績に基づく評価が徹底され,特に事務系を中心に処遇の凹凸が明確となり,二極化がますます進んでいくだろうとの指摘。
     「最後の聖域」として,非営利法人などの今後の見通しについても触れてあったが,債務超過の三セクワースト100(H20総務省調査)に,広島市の三セクが4社も入っていたのには驚いた。広島市民の一人として少々恥ずかしい。
     著者の本は数冊読んだが,巷間ありがちな「公務員=悪者」の図式で書かれたものではなく,冷静な指摘がなされており面白い。

  • 本書は公務員を知り尽くした著者による公務員改革論である。
    政権交代の影響を受けるキャリア、タレント知事の影響を受ける地方公務員、最後の聖域である団体職員の辿るかもしれない未来を予見している。 読後に日本が沈没してしまう感がした。 
    改革の先に日本が浮上するシナリオはあるのか、心配である。

  • まぁそうなんでしょう。そうなるんでしょう。感覚は同じ。

    公務員は人じゃないと思われてるか、カテゴリーが便利だから事あるごとに使われてるか。

    使ってるほうは後者だし、受け取っているほうは前者なんだろう。

  • 筆者の前作も納得だったが、キャリア官僚の身のふり方はどうあるべきかについて、かなり詳しく書かれている。
    あくまでも、客観的に公務員を論じていて、ありがちなバッシングにはなっていない。

  • 赤字経営の第三セクターランキング100に埼玉高速鉄道がランクインしてないのは驚いた
    全国にはあれ以上客が来ない諸々があるんだなぁ

  • 山本さんの「お役所バッシングはやめられない」よりも納得できた本。
    公務員になりたい人、今現在公務員の人は読んだ方がいい。

  • 45冊。

  • もはや公務員でさえ10年、20年先どうなってるか分からない。
    自分の身は自分で守らねば。
    公務員と言えど、モチベーションを高くして、自分の価値を高めねばならない。

  • 民主党政権になって、これから公務員はどうなってしまうのか。
    官僚が気の毒になった。
    国民の支持を得たいだけの政治家やマスコミ、そしてその情報を鵜呑みにしている多くの人々。みんな情報に対して受け身になるだけじゃなくて、もうちょっと自分で勉強してほしいなーって思う。実態を知ってほしい。
    勘弁してくれ(笑)

  • 公務員の制度やら仕事内容に焦点をあてたもの。
    それに加えて、政権交代によって公務員が今後どのようになるかについて述べている。

    本書を読むと公務員の将来はあまり明るいものであるとは言えないということが分かって来る。

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著者プロフィール

神戸学院大学現代社会学部教授。1964年、奈良県大和郡山市生まれ。同志社大学文学部英文科卒業、The School of Public Polich, The University of Michigan 修了(公共政策修士)、新潟大学大学院現代社会文化研究科(博士後期課程)修了(経済学博士)。大和郡山市役所勤務ののち、旧労働省入省(国家公務員Ⅰ種試験行政職)。厚生省生活衛生局指導課課長補佐(法令担当)、新潟県総合政策部情報政策課長、厚生省大臣官房国際課課長補佐(ILO条約担当)を経て、2004年公募により兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科助教授、その後教授。2014年より現職。2007年官房長官主催の「官民人材交流センターの制度設計に関する懇談会」委員、2008年からは国家公務員制度改革推進本部顧問会議ワーキンググループ委員を務める。主な著書に、『天下りの研究』『公務員バッシングの研究』(明石書店)、『政治主導はなぜ失敗するのか?』(光文社新書)、『間違いだらけの公務員制度改革』(日本経済新聞社)、『財務省支配の裏側』(朝日選書)など多数。

「2018年 『没落するキャリア官僚 エリート性の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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