新書392歴史から探る21世紀の巨大地震 (朝日新書)

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022734921

作品紹介・あらすじ

文献や大地に刻まれている痕跡を分析することによって、その土地での過去の地震の頻度や大きさがわかってくる。2011年の東日本大震災を、9世紀の貞観地震に重ね合わせると、21世紀はまさに巨大地震に狙われる激動の時代ということになる。「首都圏」「南海トラフ」という国の根幹を揺さぶる地震が、実は、近くまできているのである。

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/685261

  • 書名に即して言えば、「歴史から探る」という点は詳細だけど「21世紀の巨大地震」というあたりはかなり後付けっぽさが漂います。まあ、書名は編集部の意向がかなり大きいかと思いますが。かつて日本列島を襲った地震を、多様な角度からスポットを当てて、縦横無尽に切り取っていますが、全体の構成としては視点が定まりきらないきらいが無きにしも非ずか。一般向けには、同著者の中公新書のものがよりオススメかと。

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著者プロフィール

1947年、香川県生まれ。東北大学大学院博士課程修了、理学博士。地震考古学を提唱。通商産業省地質調査所と産業技術総合研究所で長く研究に携わる。主な著書に『地震考古学』『地震の日本史 増補版』、『秀吉を襲った大地震』『日本人はどんな大地震を経験してきたのか』、『歴史から探る21世紀の巨大地震』などがある。

「2019年 『地図で見る 日本の地震』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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