- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022735874
作品紹介・あらすじ
「縁結び」信仰の由来は何か?天をつく高層神殿はいつ創建されたのか?「国譲り」神話の本当の舞台はどこなのか?老若男女、年間八〇〇万人の参拝客を集める出雲大社は、その起源にかかわる数々の疑問がまだ解明されていない。「記・紀」と「出雲国風土記」を読み解きながら古代ロマンに満ちた大社の謎に迫る!
感想・レビュー・書評
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前半が面白かった。後半はあまり興味がないことだった。
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『出雲国風土記』『古事記』『日本書紀』を比較しながら出雲大社の起源に迫る本。
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驚きはなかったが、いろいろな謎を提示して考えるきっかけをくれる入門書。天津神系の出雲国造家がなぜ、出雲大社の宮司を務めるのか?なぜ出雲大社より熊野大社の社格が高いのか?出雲と紀伊の類似。記紀と出雲国風土記の違い。大国主のキャラクターやスサノオの扱い、タケミカヅチと経津主神の違い、タケミナカタはいたのか?など。古墳で見る出雲の東と西の違い。
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地元に出雲大社の分院があり、以前から出雲大社についてもっと深く知りたいと思っていたので読んでよかった。しかし、難しい。それだけ、歴史があるという事か。事前にもっと、勉強をしておくべきだったと反省。だが、出雲大社についての長年の謎が解けた事により、とてつもなくスッキリ。出雲大社は縁結びで有名だが、病気平癒でも御利益がある。出雲大社の分院で御守りの正しい持ち方(御利益のある持ち方?)を教えていただき、親切丁寧な神主さんがいらっしゃったりと素敵なパワースポットである。
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「出雲国風土紀」と「記・紀」を比較しながら、出雲大社の起源を説き明かす。丁寧な論証がされているが、いくつかの説の提示レベルに留まり歯切れは余りよくない。