- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022737724
作品紹介・あらすじ
【文学/日本文学評論随筆その他】どうせなら笑って旅立とうじゃあないか! 世界に先駆けた遅老遅死の老人国・日本には「笑い」で死を乗り越えんとする江戸時代以来の「粋な」葬送文化があり、その系譜は新しい葬儀のかたちとして現代に息づく。気鋭の老人学者が新しい「死に方の哲学」を提示。
感想・レビュー・書評
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エリザベス・テイラーの葬式は15分遅れでスタート。それは生前遅刻の常習犯だった彼女が、自分の葬式にも遅刻しました、という演出。そんなユーモアのある葬式をいくつか紹介しながら、死に向かうにあたってもユーモアの大切さを説く書だった。私も「涙あふれる笑顔葬」を目指したい。「ケアしてもらう立場の患者は、何でもやってもらうばかりの『役割なき役』になりがちである。そのようなとき、患者として何か面白いことをして笑われ役を演じ、いつもお世話になっている人に笑ってもらう。」
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自分の最期をどう迎えるか?過去、結構著名な方々が巧みに自分の最期を演出していたことに驚いた。どのように最期を迎えるか、関わった人たちにどう別れを告げるか、とても大事なことと思う。笑って成仏できるようにこれからの人生を考えていきたい。
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いろんなおもしろ葬式のエピソードが良かったけど、とてもとても自分にはできないなあという感想。
葬式ってのは基本生者のためのものだから、死者があれこれ指定して死んじゃったら実は迷惑なんじゃないかなあとも。 -
いろんな死の送り方があるんだなぁと思った。
プレイフルスタディという言葉(概念)はいい。