キマイラ9 玄象変 (ソノラマノベルス)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022738547

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズの新刊を手に取るたびに
    「んもうっ、焦らしプレイなんだからっ」
    と思うんですが、今巻もご多分に漏れず…
    夢枕先生、次は8年もかけないで下さいね^^;

  • 2010.11.14 (107) 朝日ソノラマ文庫で「幻獣少年 キマイラ」が出たときに読んでからの付き合いで今までソノラマ文庫で買っていたが、いつ出るか分からずまた追跡不可能なほど間が空いていた。朝日ソノラマの置いてある本屋さんも少ないし、今回も新刊かどうか半信半疑で読んだが実に8年ぶりの続編とのこと。何ぼほど待たすんや、まったく。相変わらず話しは今回も全然前に進まず枝葉ばっかし。しかし8年前の本と違和感なく続けて読める作風の変わらなさもある意味凄い。終わるんかな。グインサーガの例もあるしな。

  • 本当に久しぶりのキマイラ。書いている作者も楽しいのだろうか、筆が走っているのがよくわかり、あっという間に読み終わる。もう何年前に初めて読んだのか覚えていないぐらい昔から続いているが、話の中で経過している時間は圧倒的に短い。実際の時間は長く過ぎたせいで、背景などが陳腐化することもあるが、古臭さは感じない。もともと、古い話から繋がる話であるということと、戦いとか生存とか人間の本能に根ざした話だからだろう。読んでいる読者も楽しいが、書いている作者も楽しいということが伝わる。願わくは、作者が元気で執筆活動ができる間に終わることを望む。未完の大作でもよいのだけどね。

  • 2010/10/5購入
    2010/10/9読了

  • 8年ぶりの続編。待ちかねていただけに、あっという間に読み終えてしまった。
    物語の熱量みたいなものが当時と同じなのかどうか心配だったが、無問題。明治時代から昭和40年代?を経て、再び現代に戻ってきました。
    まだ終わりが見えません。あんまり間をおかずに続編に期待。

  • 久鬼玄蔵のキマイラに対する執着の一部が更に明らかになり、キマイラ化した麗一との邂逅に向けてやっと一歩進んだ最新刊。やっと新刊が出たのはうれしいが、ハードカバーで今後は最初に出しますといってたのはどうなったのだと声を大にして言いたい。前巻ハードカバーで揃え直した私がバカみたいじゃないのよ。

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著者プロフィール

1951年、神奈川県出身。第10回日本SF大賞、第21回星雲賞(日本長編部門)、第11回柴田錬三郎賞、第46回吉川英治賞など格調高い文芸賞を多数受賞。主な著作として『陰陽師』『闇狩り師』『餓狼伝』などのシリーズがあり、圧倒的人気を博す。

「2016年 『陰陽師―瀧夜叉姫― ⑧』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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