それゆけ! 宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ 【完全版】11 (朝日ノベルズ)
- 朝日新聞出版 (2012年7月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022739933
作品紹介・あらすじ
銀河系各所で起きている超新星化現象は、その連鎖を止めることができず、最終的に銀河系は丸ごと燃え尽きてしまう-ローソンの導き出した仮説は、いずれ人類は銀河系を脱出しなければならないことを意味していた。それを止められるのは、『オールドタイマー』と唯一、コミュニケーションをとることができる山本洋子だけ-!?幻だった完結エピソードが、十年の時を経て、ついに動きだす。
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
フリーガーがオットーの制作した戦闘艦に搭乗し、ついに出撃した。
確か1巻でヤマモトヨーコと戦ってから、対決することはなかったように思うから遂に再戦するのかと思っていたが、今度はヤマモトヨーコの方がTA-29の不調で出撃できないとはね
この2人の再戦はもう読めないのかもしれないね。
一方でオールドタイマーが物語を急激に進めているように思えてならない。特にアイアンフィストの存在は急展開過ぎてビックリする。
次で最終巻だけど、どんな結果をむかえるのやら。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オールドタイマーの時間。
もう1冊あるらしい。
ちゅうか、いつ出るねん。 -
完結版最終巻の予定が、やっぱりというべきか1冊では収まらず。大丈夫か?完結するのか?
ま、高校生の頃からの付き合いですので、待つのは平気だけど。
作中でも触れられてますが、ネプチューンが卑怯で無双です。
あーゆー、全てテンコモリって、ラスボスなんだけどな。ネプチューンがラスボスではないんだろうね。あくまで、オールドタイマーとの関わりが、この世界に最終局面になるわけで。そこに、ヤマモト・ヨーコがどう参戦するのか、ですよ。
ネプチューン無双によって、そのほかの艦船は、撃破されてしまったので、最終戦ではヤマモト・ヨーコの一騎駆けになるのか?
彼女とその船だけ、あからさまに別格扱い。しかし、マイナーチェンジしかしていない状態で、ネプチューンあるいは、オールドタイマーの船に勝てるのか?
でも、ただ勝利してめでたしめでたしという話でもないからなぁ。そもそも、TERRAとNESSだって、敵のようで敵じゃないし。オールドタイマーだって、敵じゃないし。よくわからないけど、すごい文明も存在、ってだけ。
最終巻、どう落としどころを見つけるんだろう。 -
そうか、10年待ったのか。
富士見ファンタジア文庫版の最終巻、『君たちの知らないいくつかの出来事』から10年ちょっと。ちなみに、本編の最終巻からはちょうど12年。
やっぱり、あの頃に、ファンタジア文庫で出て欲しかったかなぁ?とも思う。
体裁が変わってしまったことが、ね。
イラストのカラーページもなくなってしまったし。
でも、この『オールドタイマーの時間』までは長かった。
富士見ファンタジア文庫版で告知されていたタイトルだけにね。
ただ、内容は……。
ちょっと先走りし過ぎの気がしてならない。描写が足らないというか。それとも、SYSOPの書き方がインターバルで変わってしまったのか???
この倍の分量でもいいくらいの感じ。
それとも、この微妙な感覚は、もしかして、最終巻への伏線なのか?
なんとなく、あと一冊で終わらない(収まらない)気がしているんですけど。
どうなりますか。