AERA MOOK 勝間和代「まねる力」

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022744111

感想・レビュー・書評

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  • 経済評論家の勝間和代さんが、まねる力について語っている。様々な著名人とのインタビューがまとめられた本。まるで雑誌のようなこの本を読んで、勝間さんは良いと思うことを愚直に真似し、行動してきたことで今の成功を収めているのだと感じた。

    印象に残った点は
    ○比叡山住職 酒井さん
    ・自然の中で自分で感じなきゃならない。
    ・憎い人はほったらかしておけばいい。憎むことをやめればいい。
    ○イネス・リグロンさん
    ・知花くららさん、森理世さんを世界大会に導いた人
    ・ご本人の堂々とした風格、言葉、ボディーランゲージ、メッセージが本当に魅力ある女性そのもの。人は本人のトータルの魅力であり、必ずしも見かけだけを指す言葉ではないと感じた。勝間さんの感想。
    ○渡辺美樹さん
    ・教育の世界では突き抜けることが許されないし、先生、先生って言われて、人間的に弱く出来上がってしまう。だからみんなでごまかし始める。
    ・経営の原点は怒り。一生懸命働いてきた人がなんで幸せになれないのかと怒りがこみ上げてくる。
    ○湯浅誠さん
    ・自立サポートセンターもやい設立。貧困問題を訴えている。
    ○南場智子さん
    ・4年間赤字を垂れ流しました。でも歯を食いしばって粘りましたよ。
    ○小渕優子さん
    ・50年後には子供が半分以下になって、子供の声が聞こえない世の中になると危機感を煽るために声を大にして言っているけれども、やっぱりピンと来てもらえない。
    ・ベビーカーを押して国会に行く。働くお母さんがかっこいいを根付かせる。勝間さん談。
    ○マルコムグラッドウェルさん

  •  勝間氏のコアスキルだという、まねる力全開の本。個別の話も参考になる。
     福岡氏の狂牛病は人為的発生だという話も衝撃的だが、佐藤氏や長妻氏の話を読み、あらためて官僚のありかたに絶望した。民主党に政権を取らせ、官僚に成果主義を取り入れ、官僚の中に残っているこれまでの官僚機構に毒されていない人たちに出世してもらい、官僚機構を立て直さないことには、日本の未来はあり得ないと思った。

  • 【ひろべーさん→ともこ】
    勝間さんのこんな本があるとは知りませんでした。
    今は中古しか売ってないので、手元に届いて嬉しい限り。
    勝間さんの活躍の根源はまねる力にあるみたいですね。
    第一人者たちと勝間さんの対談が面白かったです!

  • 先週発売されたAERAのムックです

    昨日、ドームに行かない自分に腹をたて不貞腐れながら読んでました(苦笑)

    最近メディアに登場する勝間氏がちょっと女性ぽくなったのは何で?
    スタイリストとかヘアメイクとかが付いたのかしら?と思っていたら
    どうもそうではなかったことが、この本で判明しました(笑)

    表紙に書いてある
    「私のコアスキルは「まねる」だと思う」

    「まねる」ってことに拒否反応を示す人は多いと思う
    私もそうだし・・・

    自分が誰かの真似をするのはちょっと拒否反応があり、誰かに自分を真似られることには
    ちょっとした優越感があり・・・なんだか不思議なものです

    最初は何だってただただ「まねる」で良いと思うんです
    マニュアルを見ないとできなかったことが、繰り返し繰り返し真似ることで自分の身体に
    染み付いて、その内何も見なくても身体が先に動くようになる
    そこから自分のオリジナリティーみたいなものを付け加えていって、それが自分だけの
    ものになっていくのだと思うから・・・
    「誰にも真似できない」ってものは、本当は危ういものかも知れないって最近思います

    勝間氏が対談したかった15人の方々も非常に魅力的な人ばかり・・・
    いろんなところで、いろんな活躍をしてる人がいるんだなって改めて思いました
    私も周りの素敵な人の素敵なところを真似てパワーUPするぞ!

  • 色んな人の考え方を知れる。
    ただあまり必要としてる分野じゃなかったし、
    内容が薄かった。

  • 勝間和代の最終回答を読んだような気がする。

    すばらしい書籍をたくさん書いている勝間和代が、ついに本心で書いた本だと思われる。
    すべての本が、なにかをまねたものであるため、どれを読んでも、金太郎飴のように、
    同じ顔がみえていた。

    本書を読むまでは、それが何故だかわからなかった。
    本書の表題でいっきに疑問が解決した。

    「まねる力」が際立っている。
    本当に、こんな本を出していいのだろうかと思うほどである。

    ps.
    書評を書いていて、「てにをは」の間違いや誤字をしばしばしています。
    また、自分しか分からない意味不明の文書をしばしば書いているようで、お叱りを受けることもあります。

    投票数の多いもの、参考にならなかったの投票が多いものは、
    再度読み直して、書評を書きなおすようにしています。

    本書も読み直して、書き直そうと思いました。
    誤字、意味不明というご指摘には、なるべく内容の書き換えをするようにしています。

    いただいた、コメントが判るようにしておくには、内容を書きなおすのではなく、
    ps。として追加する方式の方がよいのではと思いました。

    書き直して1ヶ月たっても、書き直したものが掲示されていません。結局2年たっても書き直しが掲載されませんでした。

    amazonでは、20票中20票が参考になったというレビューが消されたことがあります。
    そのほとんどが、再度、あげなおしたら、やはり20票中20票が参考になったという状態になりました。

    なぜ、amazonが削除したのか理由は全く不明です。
    レビューをあげる人は、常にバックアップをしておいて、削除されてら、定期的に再掲示するのがよいと思います。
    amazonが、削除する作業をどのように、誰に依頼しているか不明です。
    個人を誹謗したらり、中傷したりすることを書かないようにしています。
    amazonに関する言及もレビューではなるべく、事実を記述するだけにとどめています。

    なお、本を購入した人が読者とは限りません。
    自分でも購入した本の2-3割は積読で、内容を読んでいません。
    そういう積読の本を解消するため、ノルマを課して、amazonに投稿するようにしています。

    参考までに、レビューの自分なりの基準を書きます。

    1 本は中身ではない。
    もって歩くためのファッションである。
    高校の頃、小難しい本を持って歩くのが好きでした。

    2 著者が中身をわかっているとは限らない。
    著者が、1%くらいは、自分で本当に確かめていないことがあるかもしれません。
    出版されてから、質問が来るまでの間に、返事の資料を作っているかもしれません。
    中身の間違いは、正誤表を発行するようにしています。

    3 購入者が本を読んでいるとは限らない。
    自分でも、本を買ったことで満足して読まないことがしばしばあります。もって歩くことに使うこともあります。

    コストパフォーマンスを内容で計算するのは難しいかもしれません。

  • ビジネス、ビューティー、芸術etc各方面での変革者15名のインタビュー。それぞれに、この変革者から何を学ぶべきか、勝間和代さんがいつものカツマ節で、熱く効率的に解説してくれている◎

    薄く広い内容の雑誌。時代のおもろーパーソンの紹介書のようなもので、、、言葉できれいにまとめてたものの、そこまで内容的に深みはなくサクッと読めちゃうファストフード的一冊。

    ワタミ経営者の方の、「正しい判断には、知識•経験だけでなく、体力が実はすごく必要になってくる」ということに、(当たり前なんだけど)、屋久杉で頭たたかれたような衝撃が。
    頭も身体も心も、もっと鍛えたいこの一年◎

  • 身近にいるすごい人をまねたい。
    日本企業は首切りが早すぎる。
    政治家の勝負は就任後6ヶ月で決まる。
    アフォーマティグ・アクションとは、少数者優遇制度のこと。少数被差別仁の地位向上を目指す。
    接触率を高めて、何度も何度も人との対応を行いリサーチすること。
    Rubyとは?
    20から35際は徹底してまねてほしい。素直に。
    モバゲータウンとは?

  • 色々な人の考えを聞けて参考になればいいけど、数頁ずつだから表面的な思考しかわからなかった。

  • 即断即決

    真似したい何かを血肉にするには徹底して真似ること。

  • 「まねる=学ぶ」であり、自分のしたいことを決め、ロールモデルを見つけ出し、エッセンスを入手したら、体験を再現、身体感覚にまでなったら、いつでも活用可能な状態にしておく。さまざまな分野でこの繰り返しを行うことで、自分がなりうる最高の自分に近づくことができます。さらに、向上した自分のスキルを活かせば、周りの人に喜んでもらうことができます。自分を高めるということは幸せの連鎖を生む事だと勝間さんは実感しているのでしょうね。プラスのアドバイスと判断したらすぐに実行する勝間さんの素直さが幸運を引き寄せたことも事実でしょう。本書の中で勝間さんが教えを受けた15人の変革者の方々には全く興味が持てず、私はとにかく勝間さんのまねる力をまねたいと思いました(笑)。

  • 学校では、学ぶ→真似部ぶ→まねる、分ける→わかる、
    といった表現が使われる。
    まず、わかることとわからないことを分類するところから、
    学びが始まると、ある先生から聞いた。
    そして、楽器がうまくなる近道は上手な人のまねをすることともよく言われる。

    表題どおり、そうそうたる方々の鼎談記録である。
    AERAの連載の焼き直しのすぐ後ろにレビュー・ポイントが挿入される。
    この本は久しぶりにに腹落ち度が高い!
    比叡山酒井雄哉大阿闇梨さんの章だけでも読む価値がある。
         ↓
    「目覚めるまで何十年経ったって、それは本人の責任なんだから。
    わかる人は3日で分かるし、わからない人は死ぬまでわからない。
    それも自分の心がけひとつだよね。」「体験して消化していかなきゃならない」

    福岡伸一
    物質レベルでもエネルギーレベルでも情報のレベルでも、
    生物は他の生命とinteractionしている。
    だから局所的に最大幸福を求めると必ずみんなの不幸になる。
    自分の身の回りのエゴしか考えられない。
    生物としてのlazyさをもっと大切にする。
    好きなことをやるために、何をしなきゃいけないか。
    ・・・・・
    できる限りアカデミックな成果を読み、他人から教えてもらうだけでなく、
    自分でも考える。

    渡辺美樹
    生活習慣とか、人格形成に力を注げば、
    結果として嫌でも学力は上がる。【本当にそう思う】

    長妻昭
    今の日本の政治家はロビイストに当たるかもしれない【!!】 
    国際基準の政治家は、官僚を指す。
    <今の悪循環>
    税金があがる→税収が増える→無駄遣いが増える
    [自民]消費税増税→社会保障費がもたない
    増税すると選挙に勝てない→税金浪費批判を受ける
    →官僚は浪費無いという→借金・国債発行に逃げ込む

    神田昌典
    20-30代は徹底的に真似る。
    29-35歳は特に自分と向き合い、様々なことを探求する時期なので、
    没頭できるものが見つけやすい。

    個人的には、思想の部分で歩み寄れないゲストもいますが、
    そんなことは関係なしで勉強になった。
    しかし、最後の土井香苗さんは、すごい経歴とバイタリティだなと思ったら、
    ググったところ、やはりしかるべきbackgroundがあるようだった。
    ちなみに彼女と同い年。

  • 対談集。通り一遍なことだけ。

  • [ 内容 ]


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    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • PDF

  • 《勝間和代のコアスキルは「まねる力」だった!

    ロールモデルを丸ごとまねるには、何十年もの経験が必要になってしまいます。丸ごとまねるのではなく、ロールモデルの考え方や活動、行動を観察する。その観察結果から自分に取り入れられそうな部分をまねて、自分をどんどんバージョンアップする。

    それが「まねる力」。
    まねることは学ぶことです。

    本書は、勝間和代がAERAでインタビューしてきた15人の「変革の人」に加え、比叡山の酒井雄哉大阿闍梨、広瀬香美とのボイストレーニング、姿勢のトレーニング、メイクアップレッスンと、達人からどうやって学ぶのか、勝間流「まね方」のエッセンスを凝縮したものです。人から技を習い、盗み、どうやって自分のものにしていくのか。どんな視点で、相手のすばらしい点をコピペしていくのか、誌上で実践しています。

    【登場する15人の変革者】
    福岡伸一(青山学院大学教授)、南場智子(DeNA社長)、渡邉美樹(ワタミ社長)、湯浅誠(派遣村村長)、佐藤優(起訴休職外務事務官)、蒲島郁夫(熊本県知事)、永谷亜矢子(TGCプロデューサー)、小渕優子(少子化担当相)、イネス・リグロン(ミス・ユニバース・ジャパン ディレクター)、まつもとゆきひろ(ruby開発者)、長妻昭(民主党政策調査会長代理)、山田昌弘(社会学者)、山中俊治(プロダクトデザイナー)、土井香苗(弁護士)、姜尚中(東京大学大学院教授) 》

    p.10 【「マルチプル・インテリジェンス」:知性には以下の8つがある
    1.言語的知性
    2.論理・数学的知性
    3.音楽的知性
    4.空間的知性
    5.身体感覚的知性
    6.対人的知性
    7.内省的知性
    8.博物学的知性】

    p.30 【姜尚中:「希望学」:東大で模索されている新しい学問】
    p.58 【湯浅誠(派遣村村長):『貧困は当事者でさえ認めたがらない だから表に出にくい』】
    p.66 【長妻昭(民主党政策調査会長代理):『スウェーデンの国民は、消費税25%でもそれに見合うサービスがあるので納得し、一方で政府を厳しくチェックしていると聞いています。消費税の高い国の政府ほど国民からの信頼度が高いともいえます。日本は税率が低くていい国だと言っている場合じゃありません。』】

    p.72 【南場智子(DeNA社長(オークションサイトの運営))http://www.dena.jp/
    :『いまは産経新聞の紙面がそのままiPhoneで見られます。記事も写真も紙面と同じ。しかも広告も見られる。様々な形で優良なコンテンツが既に携帯にも出てきています。広告も形態にシフトしていきます』
    『形態サイト内での物販は大きく伸びています。この景況感の中では突出した現象です。当社DeNAhttp://www.dena.jp/
    の携帯ショッピングは昨年2008.12月も、一昨年2007同期と比べて30%増で新記録です』】
    p.73 【「青少年インターネット利用環境整備法」:2009.04から施行され、保護者が18歳未満の子どもに携帯電話を買い与える場合は販売店への申し出が必要になり、販売店は携帯電話の有害サイトへの接続を制限する「フィルタリング」を付けて販売しなければならなくなった。】

    p.78 【永谷亜矢子(TGCプロデューサー)(東京ガールズコレクション)http://gw.tv/tgc/
    ★「コレクションライン」:ファッションショーの「作品」⇔「リアルクローズ」(実用性の高い普段着)
    ★「GW」(ガールズウォーカー):TGCのショーのその場で携帯でアクセスして買える。ショー自体も既存ブランドでは、座る位置が業界のステータスになるが、TGCでは誰でも会場を自由に行き来が出来て、疲れたらシートに座れるようにもなっている。】

    p.84 【まつもとゆきひろ(Ruby開発者(オープンソース)):
    「ネットワーク応用通信研究所」http://www.netlab.jp/
    p.86 【まつもとゆきひろ氏:『高校時代(1980年代前半)「Padcal」の教科書を最初から最後まで読んで、そのうち何か自分の好みに会うものを作ってもいいんじゃないかなと思ったんですね。』】
    p.88 【島根県松江市:ソフト会社を誘致したりして「Ruby」をテコに産業振興しようと動いている。それは地方格差の解消や雇用創出にもなる。】

    p.94 【山中俊治(プロダクトデザイナー):『何で人間って美しいものが好きなんでしょう?』『プロダクトデザインの永遠の課題の一つが、「便利な物は美しいか」ということです。』『そうとも限らないでしょうね』『便利は機能美のうちに入らないと僕も思っていて。例えば、しなやかに走る動物が凄くカッコいいと思う瞬間は確かにある。でも、それは美しく思われようとデザインしたわけでもないから、たぶん《最適化されたものに対して「美」と感じる感性》が、われわれのどこかにあると思うんですね。』】

    p.108 【山田昌弘(社会学者):『ミニマム・インカム』:「健康にして文化的な最低限の生活を営む為に最小限必要な所得」】

    p.113 【土井香苗(弁護士):「HRW(ヒューマン・ライツ・ウオッチ(人権NGO))」東京事務所 http://www.hrw.org/

    p.116 【マルコム・グラッドウェル(Malcolm Gladwell)
    ◎「ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか」(マルコム グラッドウェル / 原著: Malcolm Gladwell 翻訳: 高橋 啓 /飛鳥新社 / 単行本 / 2000-02)
    ◎「なぜあの商品は急に売れ出したのか―口コミ感染の法則」
    (マルコム・グラッドウェル / 翻訳: 高橋 啓 /飛鳥新社 / 単行本 / 2001-06)
    ◎「第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい」 (翻訳)
    (M・グラッドウェル / 翻訳: 沢田 博 翻訳: 阿部 尚美 / 光文社 / 単行本 / 2006-02-23)
    ◎「急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則」(『ティッピング・ポイント』の文庫化) (SB文庫 ク 2-1)(マルコム・グラッドウェル / 翻訳: 高橋 啓 / ソフトバンククリエイティブ / 文庫 / 2007-06-23)
    ◎「天才! 成功する人々の法則」(マルコム・グラッドウェル / 翻訳: 勝間 和代 /講談社 / ハードカバー / 2009-05-13/原題:「アウトライアーズ」(直訳:「異常値」:他から大きく外れた成果・並外れた成功)
    ★対象読者・ターゲット:「プロボカティブ」(挑戦的)。マルコム・グラッドウェルはターゲットを年代、性別、年収では無く「プロボカティブ」(挑戦的)という言葉で表現。《知的な刺激を求め、問題意識を喚起されやすい層》】

  • (091005読了)
    ・「まねる力」が人生を変え、日々を豊かにし、私たちを幸せにする
    ・「まねる力」とは「学習能力」。学習とは先人たちが身につけたものを、直接、面と向かって教えてもらったり、テキストや講座を通して間接的に教えてもらったりの繰り返し。
    ・「まねる力」を分解すると
     ?何をまねたいのか、「自分のしたいこと」を決めること
     ?「自分のしたいこと」の師匠となる最高のロールモデルを探すこと
     ?師匠と直接対面して話しをする、あるいは間接的に本などで説明をうけることで、エッセンスを手に入れること
     ?得たエッセンスを基軸として、自分が再び同じ事を体験し、再現し、身体感覚でもう一度、その学びを再現する事
     ?学んだ内容を、いつでも思い出し、活用可能な状態にしておくこと
    ・新しい考え方や生活習慣を身につけようとする場合には、その新しい考え方どうりに言葉が出たり、体が動いたり、文字を書けるようにならないといけないが、このようなアウトプットは全て、身体感覚が支えている
     マルチプル・インテリジェンスという理論。知性には以下の八つある
     ?言語的知性
     ?論理・数学的知性
     ?音楽的知性
     ?空間的知性
     ?身体感覚的知性
     ?対人的知性
     ?内省的知性
     ?博物学的知性

    【さかい・ゆうさい(比叡山飯室谷不動堂長寿院住職)】
    ・仏教では身(体)と口(呼吸)と意(気持ち)の三つのバランスが取れて初めて成就する。
    ・人間はコツコツ歩いてきただけで、スピードは遅いけど進歩してきた。ところが今の人たちは、そのとき、そのときで物事を片付けようとする。でも実際にはどうにもなっていない。

  • 何か強引に各対談を「まねる」に結びつけているような危害します。。。 それを抜きにしたら対談を読むのは結構面白く、ためになりました。

  • 何事にも貪欲に挑み続ける勝間さんと、今回の企画はぴったり合っていて楽しかった。
    15人の豪華ゲスト陣と共に、その各分野の変革の部分に触れ、おいしいところを真似してしまおうというのだ。
    勝間さんをよく知る人からは、不器用で下手したら誤解をされやすいのではと危惧されているようだが、その不器用さをご自身がちゃんとわかっているからこそ、愚直といえるほど努力を惜しまないのだろう。
    女性ならではの対談を興味深く読んだ。
    まねっこ中毒、学習中毒。
    人に対して素の部分をぶつけていける人に似合う言葉である。

  • ん〜,どの対談も何かかみ合ってないんだよねぇ。勝間さんは自分に引き付け過ぎな気がする。それこそが「まねる力」なのかもしれないけど(爆

  • 久々に飛び出した、勝間本の傑作だと思う。「まねる力」が勝間和代のコアスキル、と断言されてしまうと、このあいだは「断る力」って言ってなかったっけ?と思ってしまうが、それはまあご愛嬌。各業界の著名人を呼んで、勝間和代自身が実際にその才能をまねることで成長するドキュメントを載せるなど、企画がおもしろい。最近の勝間本は「またいつもの感じかあ」というのが多かっただけに、これはよい。おすすめ。

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著者プロフィール

東京都生まれ。経済評論家(兼公認会計士)。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。
当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得した後、21歳で長女を出産。在学中から監査法人に勤めるが、ワーキングマザーとしての働きにくさから外資系企業に転職。以後、外資系数社を経て、経済評論家として独立。労働生産性の改善などが得意分野。
男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」専門委員。ワーキングマザーのための無料会員制ウェブサイト「ムギ畑」(http://www.mugi.com)を主宰。3女の母。
著書に『インディでいこう!』『猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?』(共著)『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』(以上、ディスカヴァー)、『マッキンゼー組織の進化』(ダイヤモンド社、共著)などがある。

「2007年 『ワーク・ライフ・バランス手帳2008』 で使われていた紹介文から引用しています。」

勝間和代の作品

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