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- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022752970
感想・レビュー・書評
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博士のお面の謎が最後まで気になったが話しについては記憶に残りませんでした。
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鯛夢(おそらく大越孝太郎)の作画なので読む。山口敏太郎のストーリーはよくある話なのだが、作画で読める。
よくある話、と感じてしまうのは、民俗学的なエピソードと、実話怪談がハンパに混ざってしまっているところだと思われる。
たとえば、東京でも1メートル積雪、「川向こう」の考察などの取材部分は、興味深いのだが、史実にさらに踏み込むのでもなく、怪談としての語り口を魅せるのでもない。
怪談の場合は「分からない感覚」を語るのが眼目であり、民俗学では史料や事実などを追いかけてゆくのがメインになる。本作の場合は「分からない感覚」を追うかわりに、史実にすこしかするかたちで半ば民俗学的に説明してしまうので、どっちつかずのように感じてしまう。
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