ある設計士の忌録(2) 疫神 (HONKOWAコミックス)

著者 :
  • 朝日新聞出版
4.40
  • (5)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 44
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022758705

作品紹介・あらすじ

【本作について】大反響! 映像化も遂げた、土地にまつわる怪異を収める謎多き男の傑作シリーズ第2集?実話心霊誌『HONKOWA-ほんとにあった怖い話-』誌上で掲載された読み切り作品が圧倒的な反響を呼び、シリーズ化した本作品。今巻では廃工場や疫病を司る神社、降霊術としてネット上でまことしやかに噂される都市伝説”ひとりかくれんぼ”などをテーマに、実在のある男がトラブルシューターとして活躍する。【収録作品】「清掃現場」「軋む音」「ピョン衛門」「山の神さま」「疫神」「青焼」「登山者」【あらすじ】 とある神社に封じられていた、疫病を司る疱瘡神。破られたその封印は、畏れを知らぬ不届き者たちに大禍となって襲い掛かる。土地建物にまつわる怪異を収める裏稼業者としての顔を持つ “先生”は、かつての兄弟子たちと結託し、再びの封印に挑む……。 これは実在するとある設計士の、本来ならば決して日が当たるべきではない、裏の仕事の忌録である―――。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • マジでヤバいね。
    最高です。

  • 2巻出てた! 前作がおもしろかったので購入。
    目に見えない力を操る設計士の「先生」の「仕事」を、工務店の主人公から見た実録漫画。
    今回もリアリティがあって怖かった。特に「疫神」の話。不良達が神社の御神体(というより封印していた俵)を壊したことで、不良達は即入院、疱瘡神が出てきて……という話。深夜に読むんじゃなかったと後悔。この世にはまだまだ人間の手に余ることがたくさんあるのだなと実感した。
    「山の神さま」は、怖くはないはずなのに畏れを感じる一編。
    続刊が楽しみ!

  • 瑠子さんの激昂が素敵。ピョン衛門のタイトルロゴがカワイイ。山の神さまの「着物を着ると人語が話せる」設定が面白い。
    疫神→疱瘡神→天然痘 天然痘は現実の意味で悪寒がします。根絶されて良かった。患者の方は現在も居るようですが…。私は乾燥肌と手湿疹と長いつきあいになる人間なので皮膚病は心底ゾッとする。

  • 建築怪談好きなので面白かった。
    先生って何者なの?兄弟子たちもいる!って

全4件中 1 - 4件を表示

鯛夢の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×