- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022950277
感想・レビュー・書評
-
なるほどなと思える事、参考になる事もあるのだけれどもこれは今までの人生でも得てきた事がある人が今後どうしていくかが前提になっているので、今もこれからもどうしようと考えている私にはちょっと違うかなと。
でも、50歳になる前に何か見つけられると良いな。
再読。
改めて読んでみて良かった作者の言葉。
・思い悩むとき、すでに前向きの一歩を踏み出している。
・虚しさに押し潰されそうな思い、それはより良く生きたい気持ちのあらわれ。
・こんな自分はイヤだと自己嫌悪する、それは向上心が強い証拠だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
50を迎える心情は、納豆することが多かったが、結局、どうすべきかは、自分で考えるという結論であった。
-
心理学の先生が書いた本なので、堅い内容かと想像していたが、読みやすいものだった
51になった自分には、むなしさの正体が理解でき、今後の過ごし方に大いに参考になり、大変心強く感じた
趣味や経験のない仕事やボランティアやスポーツ、挙げるとキリがないがいろいろ試して、自分の人生後半にやりたいことを見つけようと誓った -
自身の置かれた状況の参考にしたいと思い手に取った本書。
これという解答に出会うことはなかったが、心に響く箇所は多くあった。
解答は自分の頭で考えて導き出すしかない、と理解した。
特に印象に残った箇所は以下の通り。
◆結局のところ、だれもが自分の人生に意味があると思いたいのだ。そうでないと前を向いて生きていけない。人生は思い通りにならないことの連続と言ってよい。大きな挫折感に苛まれることもある。それでも前向きに生きていけるのは、そんな人生に意味を感じることができるからだ。人生におけるむなしさに打ち克つことができる人は、人生を意味づける方法を心得ている。(P.46)
◆目的だの結果だのを求めずに、行為そのもの、行為すること自体に意味を感じる生き方。行為の結果から何がもたらされるかなどは考えずに、目の前のすべきことに没頭する。案外それが人生というものなのかもしれない。自分が携わっていることの全貌が見えるようなことは滅多にない。そうであるなら、行為そのもの、生きていること自体、日々の生活の繰り返しの中に、充実感が得られれば、それは満ち足りた人生と言えるのではないか。(P.113)
◆こうした相補的な機能によって、人間はより全体的な生き方へと自己を実現していくことができる。たとえば、外向的に生きてきた者は、より全体的な生き方をするために、まだ発達していない内向性を開発することが必要となる。それによって、ものごとを総合的に判断できるようになる。同様に、思考機能を優先させて生きてきた人にとっては、まだ未熟なままである感情機能を開発することが、幅広い生き方につながる。(P.144-145) -
スッキリしないが。参考にはなる。
-
心理学というか、著者の独白に対して共感を覚えるといったようなもの。解は特にありません。こういった本を手に取る人は同じことを考えるということなのでしょう。
-
なんだかあまり心に響くものがありませんでした。特に第1章は読んでいるだけで暗い気分になってしまいます。著者自身もこの本のタイトル通りの経験をしていることがうかがえます。
最後まで読んでもどうすればその「むなしさ」を克服できるのか、いまひとつピンとこないのは気のせい? むなしさを感じている人を励ますどころか余計に落ち込んでしまうような内容にも思えます…。 -
数日前に退職勧奨がありました。今もがいています。