- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022951212
作品紹介・あらすじ
著者は67歳にして現役の派遣添乗員。現場では理不尽なお客や海千山千の業界人が起こすトラブルに振り回される日々。魑魅魍魎な業界の裏側を紹介しつつ、コロナの影響にも触れる。クスッと笑えたりほろりと泣けたり読んで楽しいトラベル・エッセイ。
感想・レビュー・書評
-
添乗員という仕事についてはそれなりに知っているつもりだが、著者のように自分なりの楽しみ方を身につければ楽しい仕事と言える。彼らが存分に活躍できる世の中に早く戻ってほしい。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現役時代、社内旅行で数多くの観光地に行ったが、その時代の話はよく分かる部分が多く楽しめた.最近の外国人客の様子はあまり経験がないので、筆者の描写を頼りにするしかないが、コロナ禍での一時的な減少を乗り越えて、拡大しそうな感じだ.添乗員の苦労話には共感できるものが多かったが、それなりの度胸と体力が必要なのは、よく理解できた.
-
●ツアーで渋滞で最終電車に乗ることができなかった場合、旅行会社に責任は無い。参加者は自腹でタクシーなどを使って帰宅することになる。
●go show ツアー参加者名簿に名前のない人が、集合場所に現れること。
no show こちらは参加者が集合場所で来ないこと。よくあること。
●海外ツアーではスーパーマーケット。適正料金で商品を買うことができる。 -
今流行りのお仕事本を読んでみました。一生懸命働いている姿が共感を呼んでいると思いますが、やや自己満足ですかね
-
ヘトヘト日記に続き読んでみた。
体力の必要な仕事だなというのが実感。普通に旅行から帰ってくると疲れるのと同じで、それが仕事だと更に疲れるのだろうなと思う。 -
派遣添乗員のエッセイ。
グラグラしてるのは著者だけでは?
と思うような厭な印象をうけた。
序盤は面白おかしく化粧濃いオバサンなどを揶揄しているのに、自分が「印税で儲かったんでしょ」と言われて傷ついたなどと記述があり、個人的にあまり著者のことが好きじゃない。
ただ地方の人間から、よそ者扱いされたってところは同情する。
年配の男性が書いた文章感が強く、著者と同世代の読者なら波長が合うのかもね。 -
「派遣添乗員ヘトヘト日記」に続き旅行業界の悲喜こもごものエピソードを語る。
前作はことの他面白かったが、ちょっと二番煎じの感あり。旅行業界のエピソードよりも筆者の個人的な見解を語るエッセイの部分の方が楽しめた。 -
-
50歳で派遣添乗員を始めた著者のエッセイ集です。バス旅行、新幹線、飛行機、海外の添乗員として顧客や同業者、ドライバーや宿泊先でのトラブルや心に残った出来事等を簡潔丁寧に纏め軽い読み物に編んだ作品です。本書のテーマから旅行業界の内幕や面白いエピソードが続々では無く、著者本人が仕事として旅先で起きた事を綺麗に人生の教訓の様に綴ったものでした。