テレビのなみだ 仕事に悩めるあなたへの77話

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 262
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023304994

作品紹介・あらすじ

あなたには心から愛する人がいますか?今の仕事を愛していますか?放送作家・鈴木おさむ、初の「ビジネス書」。

感想・レビュー・書評

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  • 放送作家・鈴木おさむによる、仕事論。悩める人びとへ、テレビの裏側の悲喜こもごもにくるんで、77話の処方箋を送ります。やっぱり、“裏技”なんて、なかったんですね。

  • クスッと笑えるエピソードが満載。
    途中まであんまりおもしろくなかったけど、見ているうちに鈴木おさむ氏の調にハマっていった。
    そして最後の話が泣けたので評価を一個あげました。

    自分の中でグッと我慢して、周りに悟られない様にするのはカッコいいんだなと思ったり。

  • 699.6アエラ連載

  • 人気放送作家、鈴木おさむさんの著書。業界ウラ話を基本に仕事に生かせる処世術なども紹介しており、なかなか読みやすくて楽しい本。最後に紹介された先輩、荒井さんと奥さんの物語は本当に感動した。今回の著作の目的はこれだったんですね、鈴木さんは。

  • マスコミは抵抗できない敵(官公庁)には噛み付くくせに、弁護士にはペコペコするから嫌いだ。だが、そんな私でも感動した。バラエティ最高!

  • 文章が低姿勢で、著者の身近な事例ばかりで、
    それがちょっとバカっぽい例ばかりなのですらすら読んでしまいましたが、
    ビジネス本よりずっと何度も見返したくなる。

    なんでだろうと考えたのですが、
    本のテーマ自体はビジネス本のあるある、な
    デキる人とデキない人のちょっとした違い、とか、仕事でうまくやるテクニック、とか。あんまり目新しいわけじゃないんです。
    結論も、
    頭で考えるだけじゃなくて実際やってみるのがだいじ、とか、ルールを疑え、とか、よくビジネス本にのってるようなこと。
    だけど、
    それを、うまくやるために身につけてきた、っていうかんじがしない。よく、◯◯な場合のテクニック集、みたいなビジネス本あるでしょう。すぐマネできるけど、やってるうちに、あれあたしなんのためにこんなことやってるんだっけ?ってむなしくなるようなやつ。だけどこの本のなかみは、鈴木おさむさんという人、テレビとか、面白いことや、面白がることが大好きな人の、それを一流の人とやろうと思ったらこんなことが大事だって思ったよ、みたいなほんとのかおりがする。中身がある。

    それを藤巻幸夫さんが解説で本質、という言葉をつかって表現してたけど。鈴木おさむさんの物語は、うまくやろうとか周りから好かれようということが最初にあるわけではない。最初にテレビの世界というとびきり好きなものがある人たちが、あとあと身につけてきたいろんな考えやすごみがある。こっちがホンモノでしょう、逆はちがうでしょう、と思うのです。

    だからこの本は、読んですぐマネできる話、いわゆる小手先のテクニックなんて書いてないけど、でも働くこと、好きなことをがんばることを考えた時に読み返したくなるのです。

  • 帯の「編集部全員が泣きました。」にひかれて購入。

    最後の章は本当に泣けました。
    2時間ドラマ化希望!

  • カテゴリを「ビジネス書」にすべきかと思ったが・・・9割はビジネス書に近い内容。仕事をする上での心構えとか、乗り切り方とか。
    著者は売れっ子放送作家なので、クリエイティブや多くの人が関わる仕事に携わっているので、「そうそう」と思うことや、「ほほぅ」と参考になることも。
    けれど、最後の章がちょっと期待はずれ。というのも、とてもいい話なのですが、少し前にこれにそっくりな構成の本を読んでしまったのです。
    よしもとばななさんの本(『Q健康って?』)でしたが、それもロルフィングとかホメオパシーとか、取り入れたいなと思うことがあって、最後に知り合いの闘病手記。奇跡や意志はすごいなと思う内容だったのですが、とにかく構成そっくりで、なんか計算してるものっぽいなーと思ってしまったのです。いっそ最後の章だけ違う本にしてくれた方がよかったかも。と思いました。

  • 森山中の人のだんなさんで、売れっ子放送作家、
    くらいの認識だったけど、

    いろいろ努力してきた人なんだね。

    ビジネス書とあったけど、人生の指南書的に読める。
    文章も読みやすい。
    うまい文章ではないけど(しゃべりに近いから)嫌な感じはまったくない。

    人を惹き付ける力ってやっぱりあるんだなー。
    それをわかってやってるかどうかって大きいかもしれないけど、
    一生懸命やってる人には、ちゃんとそういう人が引っ張られるんだね。

    実践するかというと、私はしないだろうけど、
    わかるわかる~と読んだ。

  • ビジネス書として読むならばお勧めはしない。
    テレビ業界の裏側や現状、放送に携わる人々の苦労を知るには良い。
    最後の章だけでも良かったかなという気もする。

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著者プロフィール

放送作家。1972年生まれ、千葉県出身。Instagramで漫画「ティラノ部長」(毎週金曜日更新)と「お化けと風鈴」(毎週水曜日更新)を連載中。著書に『ブスの瞳に恋してる』シリーズがある。

「2021年 『ティラノ部長』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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