- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023308435
作品紹介・あらすじ
アレもいらない、コレもいらない。消費離れが加速する現代日本で、効果的に"売る"ための手法とは?十分な収入があっても「買わない」消費者の、「欲望」の真実を、豊富な調査研究データで解説し、効果的な販売方法を提示する注目の書。
感想・レビュー・書評
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「嫌消費」で書ききれなかったこと。
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買う理由はか、必ずしも欲しいからではない。心理的に買わざるをえないときがある。
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チェック項目3箇所。バブル後世代は、他世代と比べ消費水準は低いのだが、それは買わない背景であって、買わない理由ではない。クルマの購買は「移動の自由」という価値が自己拡大欲望を満足させ、「社会的ステータス」という価値が他者依存欲望を充足させていた。クルマさえあれば抜け出せる欲望、すなわに物語を紡いでいたが、この物語は陳腐であり、新しい物語が必要。1960年代は消費者は収入の大半を生活していくためのの必需支出に充てていた。
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平易なタイトルから、経験則からのマーケティングの肝のようなものが
スパッと網羅されているかと思い購入。
その期待は見事に裏切られ、しかも
「ちょっと何をおっしゃっているのか解らないです。」と考えてしまうほどの本。
内容が難しいということもあるが、
それ以上に、書き方(言い方)が非常に難しくまわりくどいために、
その思いに拍車をかけている。
それは英語の本を翻訳したかのような文体の難解さではなく、
難しく複雑な文脈にあると思う。
そのため理解をするには何度も前後を行き来する必要があるため
読むのに時間がかかる。
仮に自分が著者だったら、非常に満足しそうな文章、文体だが、
読み手としてはさすがに???が多くなってしまいます。
(あとがきで、著者自身でも難しく書いてしまうということをわかっているようでしたが、、、)
文章や書き方にばかりフォーカスしてしまいましたが、内容は
非常に多くの実測データ、経済学や心理学、歴史、宗教などをもとに多面的に仮説立てをし、深い考察をしているため、気付きや学びも非常に多いと感じます。
ただ、前述したとおり、難しい書き方のため最低3回~5回は読まないと理解の深みには入れそうもありません。 -
論理的すぎ。
自分には難しすぎました・・・。 -
なぜものが売れないか、消費者の買う理由、買わない理由を理解することで、解決の糸口が見える。行動経済学の本。
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図書館で借りた。
非常に興味深い内容でいろいろな角度から検証を重ねていく内容。仮説もけして奇をてらっているわけではないが、新しい。欲望が退潮。
とはいえ、いつも読んでる本よりは固い内容なので、読むのに時間がかかった。今となれば大したコトないと思うが、結構時間かかった。