ファイナンシャル・プランナーが教える 親のお金の守り方

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.67
  • (3)
  • (2)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 32
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023310209

作品紹介・あらすじ

親の老いは着実にやってくる。次第にできないことも増えてくる。「お金」の管理もそのひとつ。親のお金のまわりに群がる巧妙な手口、執拗な勧誘…老親の孤独や不安に忍び寄る。あとから後悔しないために、いま、親から聞いておきたい家のこと、財産のこと。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • タイトル通り親のお金の守り方を丁寧に解説してくれている。特にお金の守り方以前の親との関わりが重要であるという点が新鮮だった。また、親の自尊心を傷つけない具体的な声掛けや質問が印象的。
    「暮らしていくのに、ひと月、○万くらいはかかるよね?」
    「年金で暮らせてる?」
    「足りないときは、どうしてる?」
    「バブルの頃は、金利が高かったんでしょ?」
    「運転でケガしてほしくないんだ」
    そしてご近所との付き合いの大切さは盲点だったので、いざという時に実践したい。
    そもそもは親のお金の話のつもりで読んだが、読み終わって思うのは将来的に子供に自分のお金を守ってもらわなければならない、という事。絶対的に判断力は鈍り、子育てが終われば資金は余裕ができ、孤独な心理に漬け込む輩はなくなることはない。
    堤防が高い預金をしておく、相手がわからない電話は受けない、子供と資産運用方針を共有しておく、相手が得する仕組みの提案は全て断る、後見制度の準備をしておく、遺言書について継続的に考える。

  • 親とのこういった話をする際の向き合いかた・心構えを教わった気分。
    ついストレートに思ったことを言いがちでキーキーバチバチになってた自分を反省。

  • 良い本。
    健康寿命は73歳、78歳
    口座引出額は最小限に

  • 追って購入

  • そろそろ勉強しておかないと・・・

  • マネー本は、自分や自分の家族(子ども)向けのものが多く、親という観点のものは少ない。

    振り込め詐欺以外にも、高齢者=老親は被害者になりやすい、ということを改めて認識させられた。

全6件中 1 - 6件を表示

北見久美子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×