鈴木敏文のセブン‐イレブン・ウェイ 日本から世界に広がる「お客さま流」経営
- 朝日新聞出版 (2013年1月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023311527
作品紹介・あらすじ
経営が行き詰まったアメリカのサウスランド社(セブン‐イレブンの総元締)を再建したのは、日本のセブン‐イレブン・ジャパンだった。日本のセブン‐イレブンを発展させた商売・経営のセオリーが、アメリカでの企業再建を成功に導いたのである。このセオリーを武器にセブン‐イレブンはグローバル展開を加速させる。日本から世界に広がるセブン‐イレブン・ウェイとはいかなるものか。創業当初からウオッチしてきた第一人者が、強さの源泉を解き明かす。
感想・レビュー・書評
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今話題の方についての本。しかし、もっと知りたいと思う。小売とは関係ないが、全事業に通じるものがあるひとだ
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最大の競争相手は同業他社ではなく喧嘩するお客様ニーズ
ドミナント出店戦略
真に厳しい状況に追い込まれたとき、本当の改革のチャンスがある
タイムコンビニエンス、地理的便利さ、店の規模が小さい、ガソリンスタンドとの併設
スーパーに対抗するための安売り競争とデッドストック
供給側論理の品揃えから小売の品揃えへ
自前の物流センター売却、リベートに頼らない
セブン-イレブンのおでんの出汁は地域ごとに違う
日本流でもアメリカ流でもなくお客さま流
発注権を店に委ねる=自動化できない=発注はマーケッティング
発注を任せることで、仕事に自主性がでる=インセンティブはいらない
POSは売れ筋商品の発見には不向き、死に筋商品の発見ができる
知覚されざる欲求を探る=コウモリ=何がほしいですか、は意味が無い -
大企業の社長の本が読みたいと思って、自分としては珍しく人の評判を見ずに買った本(kindle)。流通とか商品開発についての考え方とかっていうのは単純に参考になった。
社長道とか経営の考え方に触れられたらと期待したが、そういうことはあまり書いてなかった。社長が自らゴミ拾いすることくらいか。