- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784023318649
感想・レビュー・書評
-
小林麻美さんご本人のことは知らないのですが、先輩がこの本をおもしろかったと勧めていたので買ってみました。ユーミンの10代の頃からの親友という点も気になって。あと、この著者の延江さんの本を学生の頃数冊読んだ気がして。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小学生の頃、風邪で寝込んでいた枕元のラジオから流れてきた「雨音はショパンの調べ」に衝撃を受けてから小林麻美はいつも気になる存在だった。
「私生活(prive)」や「ブルーグレイの夜明け」と言ったエッセイも20代の頃に手に入れて何回も読み返した。40代になった今でも大事に本棚にある。
本書にある生い立ちの部分は前述のエッセイやその他聞き知ったこともあり大体は知っていたが、引退後のことなどは初めて知った。なによりも彼女が元気なことが知れて嬉しかった。
次は小林麻美本人が書いた本が読めたらいいなと思う。 -
昭和末期のいい女の代名詞的存在だったという小林麻美。自分がテレビとか芸能人に興味をもった頃にはすでに結婚して芸能界を去っていた幻のような人。後学の賜物で「雨音はショパンの調べ」とか歌えるけど、どういう人なのかいまいち知らずにいた。つい最近、1984年に出た彼女のエッセイを読んだのに続いてこの本も読んでみた。どうってことない本だけど、サラッと彼女の生い立ちや往年の活動ぶりを知るには向いているかも。
自由気ままに生きているようで……それは確かにそうなんだろうけど、年の離れた一人の人と長い関係を続けていたり、結婚・出産を機に芸能界を去ってしまったり、見方によってはわりと古風な人だったのかな。それとも、それが時代の普通だったの? (著者は別人なのに)「あとがき」で彼女が夫と「主人」と書いているのも気になった。 -
正直、引退していたことを知らなかった… 見ないなぁとは思っていたけど。
こんな生い立ち(学校行かないでふらふらしてたとか)の人とは知らなかったなぁ。。ユーミンと同じ年で親友。高度成長期に育ち、バブルの時代に現役だった人たちの物語というのは、今の時代の人からどんなふうに見られるのだろうか。その時代をひと世代遅れて体験した自分でもあまり共感を持てない印象があったが、どんなもんなんでしょうね…