自分で考える力を鍛える 正解のない教室

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.06
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本棚登録 : 221
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023322387

作品紹介・あらすじ

気鋭のジャーナリスト・教育者、矢萩邦彦が混迷の時代に道を切り開くための「リベラルアーツ」入門書を執筆。小学生から大学生、社会人……。あらゆる世代が「考える楽しさ」を体験したリベラルアーツ体験授業をもとに、世界の構造と自分軸を捉えるリベラルアーツの世界を体感する仕掛けが随所に施された一冊。豊富な脚注もあり。

感想・レビュー・書評

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  • 面白いんだけど、リベラルアーツ?が何か理解できなかった(^^;

  • 図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」

    クラブ・サークル名 囲碁将棋部
    請求記号 002/Ya
    所蔵館 2号館図書館

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  • 本当の自分を押し殺して周囲に合わせることが正しいと思い込んでいる人が多いような気がします。どんな立場に身を置いても、自己決定することが大事です。自由に生きるための技術、リベラルアーツを分かりやすく知るための本です。

    本当の自分を抑えて周囲に合わせることが正しいと思い込んでいる人があまりにも多い。
    予測不可能な社会を迎えた現在、どんな状況でもどんな立場に身を置いていても「自己決定」する技術を身に付ける本です。

    [NDC]002
    [情報入手先] amazon
    [テーマ] フリーテーマ **備前支部 
    [テーマ]でーれーBOOKS2024/エントリー作品

  • 思考法の勉強になるのかなと思ったが、
    前提条件がみな一緒ではない。人それぞれの経験や知識量によって解釈が変わる。
    という内容が印象的。

    その分、本書も読み進めていると「本当か?」と疑いの目をもって見るようになる不思議。

  • 自由に生きるための技術、リベラルアーツについて学ぶことについて書かれた本。
    自由に生きるためには、いろいろ考える必要があるのだなと思った。

    ページは二段構成で、上段に本文、下段にキーワード解説という構成。キーワード解説が、作者が知ってほしいと思った内容を書いているのだろうなと思う。なかなか面白かった。
    最近読んだ本だと、『独学大全』に似ているかもしれない。

    円錐を半分に切ったときに、それぞれの断面の面積が同じかどうかという発想は無かった。数学の問題なら同じ扱いだけど、確かに、よくよく考えると微妙に上のほうが小さいはずだよなぁ。

    後、面白かったのが、生まれながらの全盲の人が、キレイな青い海の夢を見たという話も面白かった。もちろん、青色というのがどんな色なのか、分からないはずなのだけど、夢で色を見る体験をすることがあるというのは結構衝撃(といっても、だいたいの全盲の人は、ラジオドラマのような夢しか見ないらしい)。

    いろいろ書いてあったけど、自由になるということは、自分で考えて、自分で意思決定できる必要があるということなんだろうなと思った。

  • 人生という物語の主人公は自分であり、語り部もまた自分である。
    どんな人生の物語にするかは自分次第ですね。

  • これまた中学生〜大学生に読んでほしい1冊。
    上下二段に分かれていて、キーワードの解説が下段に書かれているのもいい。「なんとなく分かった」つもりでスルーして読んでしまうことがなくなる。

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著者プロフィール

「知窓学舎」塾長。多摩大学大学院客員教授。アルスコンビネーター。実践教育ジャーナリスト。株式会社スタディオアフタモード代表取締役CEO。大学時代、阪神淡路大震災の翌日に死者数で賭けをしている同級生を見てショックを受け、子どもたちに伝えるべきことがあると教育者の道を歩みはじめる。 大手予備校で中学受験の講師として10年以上勤め、1995年より教育・アート・ジャーナリズムの現場で「パラレルキャリア×プレイングマネージャー」としてのキャリアを積む。2014年から「受験指導×探究型学習」をコンセプトにした小中高生対象の統合型学習塾「知窓学舎」を運営。のべ20000人を超える直接指導経験がある。2020年の教育改革の折には「探究学習を具体的に進めるためのノウハウを知りたい」と学校からの相談が相次ぎ、入塾希望者が殺到。子どもたちに「偏差値にとらわれない」「学歴にとらわれない」世界の見方を伝えるため、自身の学歴も非公開としている。「現場で授業を担当し続けること」をモットーに実践教育ジャーナリスト・教育カウンセラーとしても活動を広げる。本書が初の単著になる。

「2022年 『子どもが「学びたくなる」育て方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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