豊田章男の覚悟 自動車産業グレート・リセットの先に

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023322578

作品紹介・あらすじ

電気自動車に乗り遅れたと言われていたトヨタの突然の全面参入宣言。トヨタはEVに間に合うのか? EVと並ぶ水素自動車の未来は? 豊田章男氏が私費も投じるウーブン・シティの全貌とは? 2009年にトヨタ自動車社長に就任した章男氏は社長としての第2ステージとして、トヨタと自動車産業をどこに向かわせるのか。その深謀を解き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • 読んでいて、とてもワクワクした。豊田社長、そのへんの企業のサラリーマン社長とは人間の質というか、覚悟が全然違う。
    全方位戦略、モリゾウとしての顔、自社単独最適ではなく全体最適の思考、水素エネルギー開発、ウーブンシティへの想いなど、日本の技術や勤勉性の良い面を残し、次世代の新しい生き残り戦略を常に考えていることが記されていた。
    まさに、時代の先端を切り開くリーダーだと思った。

  • トヨタのリーダーたる豊田章男氏について知ってみたいと思い読書

    メモ
    ・多様化した世界、正解のわからない時代、こうした時代を生き抜くために大切なこと、それは何かを決めて動いてみること
    ・EV化=クリーンとは限らない。結局火力発電中心の場合、CO2増加に寄与することになる
    ・トヨタの全方位戦略とEV軌道修正の可能性
    ・開発にプロドライバーが参加。エンジニアとドライバー、開発現場が一体となり開発
    ・技術の選択肢を増やすことが重要

  • トヨタ自動車の現社長である、豊田章男氏について書かれた本です。年齢は私より上の方ですが、社会人になったばかりの30年程前に新聞で、トヨタ直系の人がトヨタで働いていて特別待遇を受けることなく普通の社員と一緒にキャリアを歩んでいるという記事を読んだことがあります。

    小会社で中古車事業を立ち上げたり、海外の工場を立ち上げるなどの実績をあげて役員に昇格したと記憶しています。社長になった瞬間くらいにリーマンショックや米国でのリコール問題で米国議会に呼ばれるなど大変な思いをされたのを、テレビや新聞の報道を見ながら感じました。

    当時、トヨタは欠点はないけれど面白みのない車、若い人には乗りたいと思えないような車を造っていたと思います。部品についても異常とも思える厳しい試験をして開発していくのですが、くるの利用者に取っては良いのですが開発を一緒にしていく人間には良い経験をさせていただいたと思っています。

    この本はトヨタ自動車というよりも、その社長である豊田章男氏がどんな人であるかが詳細に書かれてあり、それを通してトヨタ自動車がどのような方向に進んでいくのかがわかるような本になっています。丁寧な取材を通して書かれていて、その集大成を本の形で読めるなんて贅沢だなと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・2022年の新年のメッセージで章男氏は3つのお願いを従業員に語った、1)何か新しいこと(言語、絵画、音楽、運転技術の向上など)を学ぶ、2)世界のいろんな地域にいるトヨタの仲間と連絡を取り合い、彼、彼女が自分と同じ課題にチャレンジしようとしていることを学ぶ、3)仕事以外の時間を楽しむ、スマホを切りパソコンを閉じて、体を動かし思いのまま楽しむ(p30)

    ・この3つのお願いは、時代の変化を感じさせた、新型コロナウィルスは私たちが人生や働き方を見直す気かっけとなった、長時間通勤・残業が当たり前でそんな会社人間には、家族・友人と過ごす時間なく、新しいことに挑戦したり、仲間を作ったりする余裕がなかった、大量生産大量消費のビジネスモデルのもと「改善」を重ねれば成長できた時代にはそれでよかった。しかし今求められているのは、新しい価値を生み出す創造性やイノベーションである(p30)

    ・石炭火力に電力を依存する国々がEV化を進めれば、返ってCO2の排出を増やしかねない、石炭を燃やして電気で走るという矛盾が生じる、そればかりか電力不足や電気代の値上がりを招きかねない。世界一律のEV化推進でなく各国のエネルギー事情に即して多様なパワートレーン(動力を推進力として伝える装置の総称)を揃える方がいい、どの車が良いかは置かれた環境によるという考え方である、なのでトヨタは多くの選択肢を準備したいと思っている(p48)

    ・超小型EVの普及にあたり、従来の「つくって売る」事業モデルからの脱却を図ろうとしている、法人利用や自治体利用を含めた幅広いユーザーの獲得、リースを活用した貸して稼ぐビジネスモデルの構築のため、サブスクリプション(継続課金)モデルの設定に取り組んでいる。具体的には、法人であれば会社と従業員でシェア、自治体であれば近隣住民と共有するといった利用の仕方である(p53)2018 年1月、自動車会社からモビリティカンパニーへのフルモデルチェンジを宣言している(p135)

    ・トヨタは22年に初の量産型となるEV「bZ4X」を発売する、EV専用ブランドを使った「b Zシリーズ」第一弾となるミディアムセグメントSUV型EVである、航続距離最長500キロで、テスラの「モデル3」や日産の「アリア」に迫る(p60)

    ・ガソリン車はEVに置き換わるか、その行方はいまだに混沌としている、各国のエネルギー事業を踏まえれば世界の新車市場がEVオンリーにシフトするとは考えにくい。政治情勢によっては、今後EVシフトが軌道修正されることも考えられる(p61)

    ・21年国内車名別ランキングにおいて、上位4位はトヨタ、ヤリス・ルーミー・カローラ・アルファード、6位にライズ、7位にハリアーであり、新車登録国内市場シェアは50%を超えている(p70)

    ・トヨタは以前は走りを楽しむスポーツカーのラインナップを揃えていたが、1999年12月「セリカGT-FOUR」の生産中止を機にスポーツカーが消えた。2009年11月には02ー08まで参戦してきたF1も撤退した、そして「ガズー・レーシング・カンパニー」は、2019年1月「スープラ」を17年ぶりに復活(2002年に姿を消した)させた。(p85)

    ・トヨタは、既存の市販車をモータースポーツ用にチューニングするのではなく、モータースポーツ用に開発された車を市販化するという逆転の発想へと開発姿勢を転換した、モリゾウ改革である(p104)

    ・モデル数が多い車の開発をグルーピング化した、趣味感性に特化したスポーツ系「A」量販車や個人一般向け「B」社会貢献に資する「C」新しいコンセプトや技術を提案する「D」(p114)もっといい車の推進方法として、1)基本性能・商品の向上(素のいい車)、2)グルーピング開発という発想(賢い共用化)、3)サプライヤーも含めた生産現場での連携、協業(賢いものづくり)の3つのサイクルを回すことで実現する(p115)

    ・ウーブンシティは完全に民間主導で進められるところに特徴がある、自治体との煩雑な手続きをしなくて済むしほとんが自社資本であるので、スピーディな決断と思い切った実証実験が可能である(p139)第一フェーズの完成予定は24−25年頃だが完成時期は定めていない(p142)

    ・2020年7月には、ウーブン・プラネットホールディングズを設立し、その元に自動運転技術の開発を担う「ウーブン・コア」と、ウーブンシティに新たな価値の創造を担う「ウーブン・アルファ」の2つの事業会社を立ち上げた、ビジョンは、人・モノ・情報の3つのモビリティ=自由に動けることの実現を目指す(p149)ウーブンとは、織込まれた・編み込まれたを意味する言葉であり、トヨタグループの原点である「織機」と深く関わる言葉である、ものづくりをルーツとしハードウェアに大きなアドバンテージを持つトヨタを縦糸とし、ソフトウェアやインフラ・医療など多種多様な分野の技術を横糸として織物を織り上げることで、イノベーションを実現する(p156)

    ・ファーストには、日本語でいう2つの意味がある、1つは「第一位」もう一つは「他より先に」(p160)

    ・現在国内生産1000万台のうち半数の500万台を輸出している、LCAでのCO2規制が国際的に強化されると製造時のCO2排出量の多い日本の車の輸出がゼロになる恐れがある、経済影響は26兆円(p169)

    ・水素エンジン車が曲がりなりにも走るところまでこぎつけられのは、1)特殊なインジェクター、2)水素タンクおよびその搭載技術、3)強力なエンジンの存在、である(p173)

    現在は大半がグレー水素である(p185)水素運搬の輸送を担ったのは、トヨタ、いすず、スズキなど5社による商用車連合(CJPT)である(p190)

    ・中部圏水素利用協議会は、出光興産・岩谷産業・中部電力など18社が参加して30年に年間30万トンの水素利用(ウーブンシティにおいて)を目標にしている、また水素燃料電池を動力源とするエコシステムを構築する、パートナーはENEOSである、すでに4大都市圏において47箇所の水素充填ステーションを展開している(p193)

    ・バイオディーゼル燃料とは、微細藻類「ミドリムシ」の油脂と廃食油を原料につくったもの、マツダの持つディーゼルエンジン音を低減する技術が活用されエンジン音がしない。スバルは、22年の耐久レースからバイオマス(動植物から作り出される有機性の資源)を由来とした合成燃料を使った車両で参戦する。(p196)

    ・何もしないで迎える20年、30年後と、「未来をもっとよくしたい」という意志を持ち、情熱を持って行動して迎える20年後、30年後では、必ず見える景色は変わってくる(p204)投資はリターンありきではなく「こうなってほしい未来」に期待するものである(p208)

    ・ベンチャー企業が大企業に勝つ武器は2つある、1)大志、2)365日24時間働くこと、豊田喜一郎はその2つを兼ね備えていた、昭和の経営者である(p219)

    2022年9月22日読了
    2022年9月23日作成

  •  著者は名古屋生まれ。トヨタ愛が強い感じがする。著者の『トヨタの方式』を以前読んだが、トヨタは無難である。そして堅実、保守的そして田舎サムライとされた。本では「研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし」という姿勢が感じられた。『トヨトミの野望、逆襲』を読んで、豊田章男の裸の王様ぶりをあからさまにした。豊田章男の評価のバランスを取るために、片山修の本を読んでみた。ちょうど、中和されていい感じとなった。まぁ。提灯本に近いところが、たまらなくいい。
     なんと言っても、日本では一番稼ぐ会社なので、存続してほしい。乾いたタオルをとことん絞るという下請け会社システム、在庫を持たないカンバン方式、派遣、研修社員の活用など、日本の格差社会を実現した会社として、あくどく生きているのも素敵だ。内部留保も多い。自動車産業の100年に一度の変革時期にあるので、豊田章男はどう取り組むかということも興味もあった。本来なら豊田章男の本を読んでみたい。この本では、豊田章男が話した言葉があ李、拾ってみた。
    「私は、誰よりもクルマを愛し、誰よりもトヨタを愛しています」2010年2月24日アメリカ議会公聴会。
    「もっといいクルマをつくろう。それはクルマが好きだから」
    「一人の運転好き、クルマ好きの人間として、クルマを楽しむ時間を作りたい」
    「道が人を鍛える。人がクルマをつくる」
    「トヨタはカーメーカーだ。走って楽しいクルマをつくる責任がある」
    「きびきびした走り。味のある走り」
    「何かを決めて動いてみること」
    何かが起これば、彼は必ず現地現物を実践する。なぜか。現物を見れば、必ず何かを感じて、考える。思索する。それは大切な時間だ。
    「真剣に考えないといけないが、深刻には考えないようにした」
    「コントロールできないことを深刻に考えると、人はネガティブになってしまいます。ネガティブな連鎖は物事を悪くするばかりです。深刻にならず、まずは、コントロールできる範囲のことを真剣にやっていければいい」
    「まずは思想です。そもそもトヨタは何のために存在するのか。クルマをたくさん売るためではありません。トヨタはみんなの幸せのために存在するのです」
    「自分以外の誰かを思い、その人のために働き、そしてともに幸せになる」
    「今、世界は悲しく、やりきれない現実に直面しております。私は、ロシアによるウクライナ侵攻に対して、激しい憤りを感じております。戦争や対立は誰も幸せにしません」
    そして、ロシア、サンクトペテルブルク工場を撤退した。
    「先を見通すことはむずかしい。こんな時だからこそ、無理にでも笑顔になって乗り越えた参りましょう」
    一人勝ちでは?「一人も勝たなかったら、この国は一体どうなるのでしょうか。一人でも勝たないと、この産業は支えられないし、この国も支えられない」
     トヨタは、47ヶ国にアスリートがいて、オリンピックに123人。パラリンピックに57人の選手を送り込んだ。「トヨタファミリーの代表選手たち」
    「全方位戦略」「あらゆる技術の可能性に挑戦したい」「トヨタの本気度」
    「情報とは、必要な人が、必要なものを、必要な時に、すぐに引き出せること」
    「モビリティ・フォー・オール(すべての人に移動の自由を)」
    2018年1月「自動車会社からモビリティカンパニーへ」
    「敵は炭素であり、内燃機関ではない」
    「EVをつくればつくるほど、CO2が増える」
    2020年10月26日、菅首相の2050年までに脱炭素の実現を宣言。
    「いま、日本がやるべきことは技術の選択肢を増やしていくことであり、規制、法制化はその次だと思います。最初からガソリン車やディーゼル車を禁止するような政策は、その選択肢を自ら狭め、日本の強みを失うことにもなりかねません。政策決定におかれまして、この順番が逆にならないようお願い申し上げます」
    「ウーブンシティでカーボンニュートラリティの実現を目指します」ウーブンとは、織り込まれたという意味。
    「トヨタの過去、現在、未来に対して責任を持つこと」
    「わたしたちは、幸せを量産する」
    この本から、拾ってみた。耐えて、耐えて、それでも笑顔をつくろうとする。
    ふーむ。おもしろい。表出した言葉から、思いの裏側が見えてくる。

  • 【感想】
    豊田さんのレースを始めたきっかけを知って胸が熱くなった。

    いい車、とは何か。それを感覚でわかってないといけないということで、高齢からでもレーシングドライバーになる挑戦を果たし、トヨタのマスタードライバーになった豊田さんを尊敬する。

    休みの日でも練習とか。やはり大切なのは腹を決めること、向き合うことだと確認したら

  • 『ニュースがわかる!世界が見える!おもしろすぎる地理』を読んだ時に、カーボンニュートラルの日本の自動車業界(トヨタ自動車/豊田章男)の取り組みについて今までにない視点を見て、もっと知りたいと思い手に取りました。
    今までにない視点も何も、日頃Yahoo!ニュースのトピックを見るレベルの人間なので何も知らないorマスコミに踊らされているだけの人間なので、この本を読んでトヨタの今の取り組みや姿勢を初めて知った、の方が正しいかもしれません。
    ただ、全体的に礼賛の雰囲気があり、フラットな視点で物事が語られているのかが不明なので盲信しすぎないようにしないなと読んで思いました。
    疑えるだけの情報を持ち合わせていないので判断ができません。

    トヨタ自動車は日本を支える大企業であり、日本全体への影響や存在感は企業規模そのままに大きなものですが、その現在のトップが世襲制でありながらも人柄的にも社会への影響を思慮深く考え行動できる素晴らしい人であるのは救いだなと思います。
    政府の決定に苦言を呈することができたり、地球温暖化の大義名分のもとの欧州によるHV締め出しのような流れに負けなかったり、流されず、おもねる姿勢にはならないところが心強いです。

    不安は感じるけれど、この先のことを見通せない(見通せたとしても行動したり影響を与えられるポジションにいない)立場の一般人なので、実際の今トヨタや日本企業、世界で取り組んでいる次世代エネルギーの話がどこまでうまくのか、未曾有の災害が、とか怖くてわからないですが、うまくいくことを願うばかりです。
    何かあった時に、ほら言っただろ、日本なんて災害大国なんだからなんて高みの見物で嫌味を言うような人が少しでも減ってるといいな。
    万が一、不幸なことがあったとしてもその時もトヨタは国民、社会のために最善を尽くしてくれる、そんな気がします。



    「現在の仕事をしている人たちは、未来の仕事をするための体力をつくり続けています。過去の仕事をしている人たちは、よくないことを未来に持ち越さないために改善を続けています。未来の仕事をしている人たちは、現在と過去の仕事で生み出した体力を使い、解答がない中で、失敗をしながら、挑戦を続けています」(P.209-210)

    ウーブンシティ 楽しみだな、行ってみたい。
    悪意にさらされ、負けることなく挑戦を続けていってほしい。

  • 豊田章男社長の凄さがよくわかった。

  • 物作りのストーリーを読むと、日本人として胸熱になる。

  • 著者の豊田章男氏に関する2作目。

    「モノづくり」のみでなく、まさに「ニッポン」を牽引するリーダーの物事の考え方、判断、行動について俯瞰して理解できる本だと思います。

    「グレートリセット(100年の一度の大改革)」は、ロシアのウクライナに対する軍事侵攻の問題以降から、自動車業界のみではなく、「将来へ向けて、どうするべきなのか?」と日本全体へ問いかけられた危機管理への課題となりました。

    「自動車業界550万人の雇用と、幸せを守るため」、言葉や、理想論だけでなく、「今、どう判断、行動すべきなのか?」スピード感を持ったリーダーの文字通り「覚悟」が伝わってきます。

    評論家からは「日本からは新しい価値観を提供する企業が生まれない」と揶揄する声がございますが、果たしてそうでしょうか?
    新しい企業が生まれることが重要なのではなく、トヨタのように「進化する企業」が存在していることに注目すべきだと、気が付くべきだと小生も感じております。

    「共に考え、共に進み、共に戦う」熱いリーダーの背中を見て、「このリーダーを孤独にしてはいけない。」全員で『俺たちも後に付いていますよ!』と声を掛けたくなる。
    そんな、読後の感想でした。

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著者プロフィール

片山 修(カタヤマ オサム)
ジャーナリスト
愛知県名古屋市生まれ。経済、経営など幅広いテーマを手掛けるジャーナリスト。鋭い着眼点と柔軟な発想力が持ち味。経営戦略、マネジメントにも造詣が深く、長年の取材経験に裏打ちされた企業論、組織論、人事論、時代論には定評がある。2001年から2011年まで学習院女子大学客員教授を務める。
『時代は踊った――オンリー・イエスタディ‘80s』(文藝春秋)、『ソニーの法則』『トヨタの方式』(以上、小学館文庫)、『本田宗一郎と「昭和の男」たち』(文春新書)、『ふるさと革命――“消滅”に挑むリーダーたち』(潮出版社)、『社員を幸せにする会社』『技術屋の王国――ホンダの不思議力』『豊田章男』(以上、東洋経済新報社)など、著書は60冊を超える。

「2021年 『山崎正和の遺言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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