いたずらビリーとほしワッペン

  • 偕成社
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本棚登録 : 107
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784032025101

作品紹介・あらすじ

いたずらかいじゅうビリーがようちえんにいくことになった。でも、あかちゃんのときから、「せかい一わるいかいじゅう」だったビリーですから、ようちえんにいくのだって、たいへん。おねえさんのヘイゼルが、いい子にしていたら、ほしのワッペンがもらえるよ、といっても、ビリーはいい子になんかなるつもりはなさそうだ。ところが、ようちえんでは、ビリーがわるいことをすればするほど、先生はかしんして…そうですとも、ここは、かいじゅうたちのようちえんなのですから。

感想・レビュー・書評

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  • 集団行動が苦手でちょっぴり他の子供と感性も違うビリー。そんなビリーのことを個性として受け入れる先生が素敵です。

  • 子供への声がけ
    参考になった

  • 絵がちょっと独特なので、好んで選ぶシリーズではないが、なかなかおもしろい作品でした!
    幼稚園の先生のナイスアイディア!!

  • 受け入れてくれる先生が素晴らしい。

  • [墨田区図書館]

    買い物前に図書館に寄ったら、「本を読んでいる」というのでしばらく放置している間に読んだという一冊。

    このシリーズは数冊読んだことがあるし、うち1冊はリサイクル本がうちにある。それを踏まえた上で読んだらしい。確かにこのシリーズは単純におもしろいし、それでも多少ほっこりするよね。
    それにしても、園の先生の素晴らしい対応っぷり!!!!!
    よく称賛される対応よね。読んだ直後の今だけでも、「見習いたい」

  • いたずら怪獣のビリーが幼稚園に行くことに。
    でも、ビリーは行きたくないと連れて行くのもやっと。
    いい子にしていれば星のワッペンがもらえると言うけれど、ビリーはいい子にしいたくない。
    絵を描く時間では絵具をぐちゃぐちゃにするし、歌の時間には大声で怒鳴る。
    ダンスの時間には大暴れ。
    その度に先生は、怪獣らしく素晴らしい、と星のワッペンを付けてくれる。
    帰りの時間、ビリーは今度は家に帰りたくないと大声で泣く。
    他のお母さんやお父さんまでもが恐ろしいと思うほど。
    幼稚園の先生は素晴らしい鳴き声だとして、また明日星のワッペンをくれることを約束するのだった。

    行儀が悪くても、その行儀の悪さが怪獣らしくて素晴らしいと評価される。
    流石怪獣の世界。
    相変わらずあべこべ。

    短いけれど、テンポがいいのと、絵が独特で楽しめる。

    このシリーズ、ビリーが生まれる話を読んだことがある。

  • 娘4歳5ヶ月、息子1歳8ヶ月時、図書館にて借り

    「ようちえんたのしいのにねー」
    「いたずらで褒められるなんてねー」
    おりこうさんな娘はご不満

  • 幼稚園に行きたくなくて大泣きの怪獣ビリー、幼稚園でも言うこと聞きたくなくって大暴れ。絵の具をこぼしたり大きな声でわめいたり、ダンスの時にむちゃくちゃ動いたり。
    でもせんせいはそのたびに、こんなにすごいの初めて、なんて怪獣らしいんでしょう!ってほしのワッペンをくれました。
    今度はおうちに帰りたくなくなってないちゃったビリー。

    息子にほしのワッペン欲しい?って聞いたら、ほしーって言ってました。
    あとおつきさまのワッペンもだって。
    今度つくるかー

  • いやいや期のビリー。

    幼稚園もいや。
    歌うのもいや。
    絵を描くのもいや。
    踊るのもいや。
    帰るのもいや。

    でもね、そんないやいやビリーを褒める先生。

    いやいや期のこどもを持ったお母さんへ・・・
    いやいや期の子育てのヒントが見えるかも。

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著者プロフィール

1942年、イギリス・ヨークシャー生まれ。リーズ美術大学でイラストレーションを学ぶ。ニューヨークで児童書のイラストレーターを志す。『ロージーのおさんぽ』(偕成社)でデビュー。1974年、『風がふいたら』(評論社)でケイト・グリーナウェイ賞を受賞。その他の作品に『ティッチ』(福音館書店)、『おまたせクッキー』『ベーコンをわすれちゃだめよ!』(いずれも偕成社)などがある。2017年逝去。

「2019年 『なんにかわるかな【新版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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