- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784032026108
感想・レビュー・書評
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これは怪獣ものだけど、中身は児童心理そのもの。「独り占めしたい」「分かち合いたい」の間で揺れる気持ちを見事に描いています。
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どうしてこんなに子どもの気持ちがわかるの?
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今日はいたずらかいじゅう・ビリーの誕生日。
ビリーは家族みんなから素敵なプレゼントをもらいますが、「一緒に遊んでもいい?」というお友だちの言葉を拒否してしまいます。
ああー突き刺さる。
うちの娘も最近、おもちゃを独り占めする素振りを見せるようになってきたんですよね。
おもちゃ売り場やキッズスペースでの出来事なので、私たち親が「一緒に遊ぼうね」「順番に使おうよ」などと声を掛けるんですけど、そういう場当たり的な対応だけじゃなくて、普段の家庭教育の中でしっかり教えなきゃなあ……。
この絵本のビリーの場合は、姉のヘイゼルやお友だちの連携プレーで、分かち合うことの大切さや楽しさを学ぶことができましたが、さて我が家の場合は如何に。 -
今日はいたずらかいじゅうビリーの誕生日。
折角友達も来てくれたのに、ビリーはもらった誕生日プレゼントを自分の誕生日だから、と友達には貸さず、1人で遊ぼうとする。
新しいボールを独り占め、友達たちは風船で遊ぶ。
縄跳びを独り占め、友達たちは包の紐で縄跳び遊び。
おもちゃの車を独り占め、友達たちはダンボールのソリで遊ぶ。
ヘイゼルが1人では出来ないゲームをプレゼントしてくれた。
ビリーはヘイゼルに一緒に遊んでもいいよ、と言うけれど、ヘイゼルは嫌だ、と友達との遊びに行ってしまう。
一人ぼっちになってしまったビリー。
友達がゲームを一緒にしよう、と言ってくれる。
ビリーはその前に、ボール、縄跳び、車で遊ぼう、だって今日は誕生日だから、と言う。
一緒に遊んで、ケーキのろうそくを吹き消して、みんなにケーキを分けて誕生日を楽しむのだった。
独り占めしているビリーに気付かせるためにビリーを置き去りにするヘイゼルも、ビリーがひとりぼっちになったことに気付いて一緒にゲームをしようという友達も優しい。
最後はビリーもみんなで楽しむことを覚えて、ケーキの独り占めはしない。
分かりやすい展開。 -
2014/9/9 1-3
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図書館で「ついでに」って感じで借りた本だったが、なかなか優れた教訓本だった。
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私は選ばなかった本だが、こどもが自分で選んだ。
そして、内容は良かった。1週間くらい、毎日寝る前に読んだ。 -
くいつきがよかった
典型的な話