- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784032326505
作品紹介・あらすじ
小人のニコさんとロボットのダダくんは、森の中でとってきたハチの巣から、大きな大きなキャンドルを作りました。ふたりはそれを馬車にのせると、どこかにむけて出発します。
馬のひづめのパカポコという音にあわせて、ダダくんが歌をうたいながら、馬車はのんびり進みます。
体よりも大きなイチゴをつんでいる小人たちがいます。
シナモンをつんだ空飛ぶバイクが追いぬいていきました。
丘の上でお昼を食べていると、湖の上をカシスの実や卵をつんだ舟がどこかにむかうのも見えます。
汽車の窓からは、たくさんのパティシエたちが、ふたりに手をふっています。
ふたりはまた馬車にのってのんびりと進みます。
やがて、見えてきました。
みんなが運んだ材料で、小人のパティシエたちが、大きな大きなケーキを作っているのでした。
やがてケーキができあがると、そのてっぺんに、ニコさんのキャンドルがかざられました。
キャンドルに火がともされると、空の上から声が聞こえてきます。お月さまです。
「さあ、きょうは、こどもたちのおいわいの日だ。ありがとう、うまれてきてくれたこどもたち、たくさんのともだちができてうれしいよ!」
こどもたちが願いをこめて、お月さまがキャンドルをふきけしたあと、みんなでケーキを食べました。
そのおいしかったこと!
こどもたちへのお祝いの日のプレゼントにぴったりの絵本です。
感想・レビュー・書評
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絵も素敵で読むとほっこりする癒しの本です。
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小人のニコさんと同じく小さなロボットのダダくん
蜂の巣のハチミツから蜜蝋を作って運ぶ
周りの人たちもみんな小人
ケーキの材料をみんなで集めてパティシエたちもやってきて、子どもたちにお祝い -
こびとたちがそれぞれ材料をもちよってケーキを作っていき様子がとてもかわいらしいです。
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小人たちが、いろいろ運んでいてとにかく可愛い。運んだその先は…そういうことだったのねー!絵が細かくて見れば見るほど発見があります。
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おおきなキャンドルをばしゃにのせてたどりつくのは……。素敵な誕生日の絵本。
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こびとのニコさんが、こどもたちがとてもよろこんでくれましたね、と言われて、でもねプレゼントをもらったのはわしらなのさ、こどもたちのえがおがいちばんのプレゼントだよ。と言ったので腑に落ちました。