おおきなキャンドル 馬車にのせ

  • 偕成社
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本棚登録 : 275
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784032326505

作品紹介・あらすじ

小人のニコさんとロボットのダダくんは、森の中でとってきたハチの巣から、大きな大きなキャンドルを作りました。ふたりはそれを馬車にのせると、どこかにむけて出発します。
馬のひづめのパカポコという音にあわせて、ダダくんが歌をうたいながら、馬車はのんびり進みます。
体よりも大きなイチゴをつんでいる小人たちがいます。
シナモンをつんだ空飛ぶバイクが追いぬいていきました。
丘の上でお昼を食べていると、湖の上をカシスの実や卵をつんだ舟がどこかにむかうのも見えます。
汽車の窓からは、たくさんのパティシエたちが、ふたりに手をふっています。
ふたりはまた馬車にのってのんびりと進みます。
やがて、見えてきました。
みんなが運んだ材料で、小人のパティシエたちが、大きな大きなケーキを作っているのでした。
やがてケーキができあがると、そのてっぺんに、ニコさんのキャンドルがかざられました。
キャンドルに火がともされると、空の上から声が聞こえてきます。お月さまです。
「さあ、きょうは、こどもたちのおいわいの日だ。ありがとう、うまれてきてくれたこどもたち、たくさんのともだちができてうれしいよ!」
こどもたちが願いをこめて、お月さまがキャンドルをふきけしたあと、みんなでケーキを食べました。
そのおいしかったこと!

こどもたちへのお祝いの日のプレゼントにぴったりの絵本です。

感想・レビュー・書評

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  • 「ウケる、泣ける」にご用心 子どもの本、プロの選び方:朝日新聞デジタル(有料記事)
    https://www.asahi.com/articles/ASP474GY1P46UTFL00Q.html

    すべての子どもたちへ。生まれてきておめでとう!たむらしげるさん『おおきなキャンドル 馬車にのせ』 | Kaisei web | 偕成社のウェブマガジン
    https://kaiseiweb.kaiseisha.co.jp/s/osusume/osm210208/

    おおきなキャンドル馬車にのせ | 偕成社 | 児童書出版社
    https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784032326505

  • 絵も素敵で読むとほっこりする癒しの本です。

  • 小人のニコさんと同じく小さなロボットのダダくん

    蜂の巣のハチミツから蜜蝋を作って運ぶ
    周りの人たちもみんな小人
    ケーキの材料をみんなで集めてパティシエたちもやってきて、子どもたちにお祝い

  • こびとたちがそれぞれ材料をもちよってケーキを作っていき様子がとてもかわいらしいです。

  • 「小人のニコさんとロボットのダダくんは、森の中でとってきたハチの巣から、大きな大きなキャンドルを作りました。ふたりはそれを馬車にのせると、どこかにむけて出発します。」

  • 小人たちが、いろいろ運んでいてとにかく可愛い。運んだその先は…そういうことだったのねー!絵が細かくて見れば見るほど発見があります。

  • おおきなキャンドルをばしゃにのせてたどりつくのは……。素敵な誕生日の絵本。

  • こびとのニコさんが、こどもたちがとてもよろこんでくれましたね、と言われて、でもねプレゼントをもらったのはわしらなのさ、こどもたちのえがおがいちばんのプレゼントだよ。と言ったので腑に落ちました。

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著者プロフィール

1949年東京生まれ。絵本に『ありとすいか』(ポプラ社)、『かたつむりタクシー』(福音館書店)、画集に『ファンタスマゴリア』(架空社)、漫画集に『結晶星』(青林工藝社)などがある。『よるのおと』(偕成社)で産経児童出版文化賞大賞、「クジラの跳躍」で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞。

「2022年 『たむらしげる作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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