すけすけのりもの

  • 偕成社
3.47
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本棚登録 : 251
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784032326901

作品紹介・あらすじ

みきちゃんとパパは、魔法のめがねをもってるよ。
どんなめがねかっていうとね……なんと、乗り物がすけちゃうめがねなんだ! 
さあ、みきちゃんといっしょに町に出て、いろんな乗り物を見てみよう。
みんながなにに乗っているか、わかるかな?

電車やバス、船や飛行機から、ちょっと意外なあんなものまで、いろんな乗り物が登場。「これはなんの乗り物かな?」「乗っている人たちは、どんなようすかな?」と問いかけをしながら、大人も子どももいっしょに楽しめる絵本です。すみずみまで細かく描きこまれた絵には、遊び心がたくさん。「あ、さっきの人が、こんなところにもいる! こんなことをしている!」という発見がいたるところにあり、人間観察の妙が味わえます。

感想・レビュー・書評

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  • みきちゃんとパパは、それをかけると、乗り物が透けて見える、魔法の眼鏡をもっている。
    道路では、ベビーカーや自転車、パトカー、バイクを見ると、乗っている人の格好だけが見える。みきちゃんたちが、バスや電車に乗ると、立ったり、座ったりしている人だけが見える。
    遊園地では、観覧車やメリーゴーランド、ジェットコースターに乗る人の姿。
    ビルの中では、エスカレーターやエレベーターに乗る人の姿。
    海では、モーターボートやフェリーに乗る人の姿。
    空では、飛行機に乗る人の姿。
    眼鏡をはずして街を見ると、ちゃんと乗り物が見える。
    最後のページで、みきちゃんが乗っているのは、乗り物ではなく、おとうさんかな? 
    表見返しに探し絵遊びがあり、裏見返しには、眼鏡をかけて見た、町の乗り物に乗る人の姿が描かれている。(32ページ)

    ※初めにさーっと見たときは、ただ座っているだけじゃない?って思ったけど、よーく見ると面白い。人の格好から乗り物を想像するのが面白くなってくる。細かいけど、乗っている人の表情やしぐさもひとり一人違って、楽しい。

  • 乗り物の中の人たちの姿を見て、乗り物を当てるという斬新な絵本。絵も親しみやすく、推理するのか楽しい。探し絵遊びもできるようになっていて、何度となく遊ぶことができる。

  • 乗り物をこんな目線見たのは初めてだ。
    色々想像しておもしろい!
    ラストのオチ、サイコー‼︎

  • 魔法の眼鏡をかけると乗り物が透けて見えて…!?
    こんな人いるな、という人が沢山出てきます。シミズさんがお気に入り。みきちゃんパパも素敵な帽子かぶってて好き。
    冒頭のさがしてみよう!に挑戦するともっと楽しめますよ。
    丁寧なあたたかい絵です。私もすけすけめがね欲しいな~

  • 2024-021年生

  • すけすけ。

  • 7歳6ヶ月の娘
    4歳6ヶ月の息子と読み聞かせ

    斬新な設定
    おもしろーいーー!

    どんなのりもの考えながら
    読みすすめて
    細かいところまでよく観察力して
    たのしかったー

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著者プロフィール

1992年、東京都生まれ、千葉県在住。
2015年、女子美術大学芸術学部洋画専攻卒業。在学中より絵本を描きはじめ、本作がデビュー作。
空をとぶ飛行機を見たときにふと思いついて描いた1枚の油絵から、この絵本が生まれた。

「2022年 『すけすけのりもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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