- Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
- / ISBN・EAN: 9784033276106
感想・レビュー・書評
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お母さんカンガルーのケイティは、他のお母さんカンガルーのように、子供のフレディをポケットに入れて、いろんな所へ連れて行きたい・・・でも、ポケットがない・・・。
どうしたらいいか、他の動物のお母さん達にも子供を運ぶ方法を
聞いて廻ります。そして・・・。
一生懸命探しているお母さんの姿、子供もそのお母さんの気持ちを分かっていて一緒に考えて行動していることに感動します。
心温かくなる絵本です。詳細をみるコメント1件をすべて表示-
pink@trdさん子どもは親の姿を見ているんですよね。深い親子愛を感じられる絵本だと思いました。子どもは親の姿を見ているんですよね。深い親子愛を感じられる絵本だと思いました。2012/03/02
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この絵本は、〈ひとまねこざる〉シリーズのH.A.レイの絵です。表情豊かなカンガルーが絵本の中でぴょんぴょん飛び跳ねています。
お母さんカンガルーのケイテイには、ポケットがありません。
フレディは他の子供達のように、お母さんのポケットに入って、遠くに連れて行ってもらえません。前足の短いカンガルーには、「おんぶ」も「だっこ」も出来ません。ケイテイは、ポケットのことを考えるたび悲しくなります。物知りのフクロウは「買えばいいじゃないか」と、教えます。ケイテイとフレディは、町にポケットを探しに出かけることにします。
体中ポケットだらけの幸せそうなケイテイとフレディの顔に、思わずニッコリしてしまいますよ。子供と一緒に大人も楽しめる一冊です。
対象年齢 5・6歳 -
6歳の娘、冒頭を読んで「かわいそうなんだよ…」としんみり言っていたけど、読み終えてにこにこに。
物語も絵もいい。
私は“ポケットだらけの人”のようになりたい。 -
ぽけっとがなくておもしろかった
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ポケットのないカンガルーのお母さん。子どものために何とかしてあげたくて、考えてみたあげく…。
親としての役割を果たすために、みんなに備わっているポケットがない!こどもに与えてあげたくてもできないことやもの、子育てしていればみんな少なくともひとつやふたつあるだろう。ましてや、それがみんなが生まれもってきたものだったら。
ない事実を悲しむだけでなく、何とか解決案にたどり着くまでの試行錯誤も素敵だし、やっと編み出した解決策もポジティブだし、楽しい。
どうぶつによって子育ての仕方が違うという気付きにもなるし、親子がお互いを想う気持ち、みんなと違うけどめげない気持ち等々、いろいろつまったお話。
イラストは「おさるのジョージ」でもお馴染み H.A. レイ。翻訳は「ぐるんぱのようちえん」の西内ミナミさん。 -
線が大好き
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動物たちがポケットにおさまってるのがかわいい
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ポケットのないカンガルーと聞いて子どもはオス?
いいえ
お母さんでした
ポケットがないケイティはポケットにフレディを入れてあげられず泣いていました
他の動物がどうやって子どもを運んでいるのか聞いてみたけれど、ケイティには無理そう
物知りフクロウに尋ねると町にポケットが売っていると教えてくれました
町へ行ったケイティはポケットを見つけられるのでしょうか?
たくさんのポケットはいらないんじゃないと思ってたらちゃんと疑問が解消できました!
読み聞かせ時間10分ちょっと -
分量が多くて内容が濃い絵本。
弟のお気に入りの本で頻繁に母に読み聞かせてもらったり、弟に読み聞かせてあげたりした記憶がある。カンガルーの親子が可愛らしかった。