おおいなる だいずいちぞく

  • 偕成社
4.13
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本棚登録 : 176
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784033329307

作品紹介・あらすじ

ある春の日。畑のなかから、声がきこえてきました。そこにいたのは、だいずいちぞくの若き王子とじいやです。
「われらの ちからを はやく みせつけて やりたいよ!」
「おうじ、たのもしゅうございます!」
おおいなる だいずいちぞくの 大活躍がはじまります!

王子とじいやを中心に、大豆たちが成長し、姿を変えておいしい食べものになるまでを、コメディタッチで描きます。大豆だけがすごい豆なのだ、と信じきっていた王子は、豆界のマドンナ、あずきちゃんに出会い、自分の底の浅さをしり、世界中の豆に出会う旅に出かけるのでした……。
楽しく笑いながら読めて、日本人の生活に大きくかかわりのある食材、大豆についてもしっかりまなべる絵本です。
本文中には、大豆がどのようにすがたをかえて豆腐やみそ、しょうゆ、厚揚げなどになるかを詳しく説明したページがあるほか、じいやの秘密の本には大豆の秘密がいっぱいつまっています!

感想・レビュー・書評

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  • だいずいちぞくのコミカルなキャラクター、ストーリーも少し笑えて楽しい。それだけでなく、大豆、それと小豆などの豆類のこと、大人も知らなかったようなことまで勉強になる内容。

  • 食育絵本
    大豆のことがよくわかる
    大豆さんがそれぞれに表情豊かで可愛い

  • 大豆一族の王子とじいやを中心に、畑での成長の様子から収穫後いろいろな物に姿を変える進路がわかりやすい。
    日陰で水に浸して発芽させた大豆は豆もやしになると知って親子で驚きw
    収穫後の進路も様々だが、成長していく過程でも運命が幾通りにも枝分かれする大豆一族の万能感恐るべしだなぁ!
    学校の畑の大豆一族たちの成長を見守り中の7歳の息子は自分たちの鳥との攻防を振り返ったり、「花が咲くのか~」とこれから迎える段階に興味津々。
    最終目的の味噌作りまで待ちきれない母は、夏のビールのお供の枝豆の収穫もいいなと密かに思っているw

  • 小学3年生への読み聞かせに。
    大人も勉強になっちゃう。
    かわいいキャラクターに惹き込まれる。

    これはまた来年も 3年生に読みたいなあ

  • 学べる一冊✨

  • 息子6歳9ヵ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。


    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り) ◯
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他

    マメが大好きな息子。
    特に最後のきなこ登場の場面がお気に入り。
    食卓に大豆料理がでたときの反応が読む前と違っておもしろい。

    「えだまめ」って、「だいず」だということ、知ったのつい最近です。

  • 種まきから食べられるまで丁寧に描かれている。豆製品、大好き♪特に納豆!!

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著者プロフィール

日本児童文芸家協会 会員

「2016年 『児童文芸2016年10・11月号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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