アパート3号室

著者 : エズラ=ジャック=キーツ きじまはじめ

• 偕成社

感想・レビュー・書評

[cinejazz0906さんの感想 · 2023年5月25日]

〝都会の喧騒の中に建つ古びたｱﾊﾟ-ﾄ｡ その一角から流れてくるﾊｰﾓﾆｶのﾒﾛﾃﾞｨ｡ｻﾑとﾍﾞﾝの兄弟が､その音色をたどっていくと､ｱﾊﾟ-ﾄ1階の｢3号室｣に住む､目の不自由な男の人だと知る｡少年たちは､いろんな人の生活を知り､盲目の男と友だちになり､めいめいが生きる世界の成り立ちを学んでいく･･･〟詩情ゆたかな美しいｺﾗ-ｼﾞｭ(貼り絵)で彩られた､E.J.ｷｰﾂの絵本です｡

[えいじさんの感想 · 2022年6月21日]

作者が子供のころに出会った目の不自由な人とのことが忘れられずにこの本ができたそうです。人間味のある話でした。

[ちなさんの感想 · 2007年1月27日]

色の見えないあの人から、吐き出される音はあまりに美しくて悲しかった。それはぼくからなにかをうばって、

[アパート３号室さんの感想 · 2004年11月11日]

色もお話の内容もとても渋くて深くて大好きな絵本です。絵本を開くとハーモニカの音が聞こえてきます。
この絵本がなかったらアパ３も鍵穴もやっていないかも。（haga sarasa）