つちはんみょう

著者 :
  • 偕成社
4.18
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本棚登録 : 158
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784034370704

感想・レビュー・書評

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  • 絵がとてつもなく美しく、つちはんみょうの生態と相まってとてもドラマティックです!
    子供に読みながら感動しました。

  • 「ツチハンミョウは、「道教え」として知られる美麗な「ハンミョウ」と異なり、地味で目立たない控えめな虫です。その繁殖方法は独特で、4000個の卵から生まれる体長1ミリにも満たない小さな幼虫は、寄生先となるハチの巣にたどりつくため、いろいろな虫にとりついていきます。わずか4日という寿命の中、種の存続のために決死の旅をする幼虫たちの道程を、緻密かつ力強いタッチで描きます。
    物語の最後では、ようやくたどり着いた巣の中で対峙する、2匹の幼虫たちが描かれます。そのすがたは、わたしたちにいのちのあり方について考えさせます。
    ツチハンミョウについては『ファーブル昆虫記』にも記述がありますが、この本の主人公で日本固有種のヒメツチハンミョウについては、あまり知られていませんでした。著者の舘野さんは、その生態を解明すべく、8年にも及ぶ生態調査を行ない、その一部を明らかにしました。巻末の解説では、その調査のようすや、生態のくわしいようすを、臨場感のある写真を交えながら紹介します。

    衝撃のデビュー作『しでむし』や『ぎふちょう』などのうつくしい細密画で知られる、著者渾身の新作絵本。」

  • 敬服、です。

  • 生命の凄さに驚きだわ‼️

  • ふむ

  • 息子8歳2か月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読みます。作品によってはボリュームたっぷりでも読む。母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    読んだ◯
    何度も読む(お気に入り) ◯
    その他

  • 虫の世界も限りなく不思議な世界だ。

  • ツチハンミョウが色んな昆虫にくっついた。

  • 5:6 ハンミョウというなじみのない昆虫がお気に召したよう。

  • シリーズの「がろあむし」を読んで期待したけど、ちょっと怖かったみたい。土から出てくるところがゾンビみたいに感じたようだ。絵はすばらしい。

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著者プロフィール

舘野 鴻(タテノ ヒロシ):1968年、神奈川県生まれ。札幌学院大学中退。幼少より熊田千佳慕に師事。学生時代は北海道で、昆虫を中心に生物の観察を続ける。1996年、神奈川県にて生物調査とともに生物画の仕事を本格的に始める。絵本など著書多数。

「2023年 『世界の美しき鳥の羽根 第2版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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