たまがわ: 日本の川

著者 :
  • 偕成社
4.33
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本棚登録 : 232
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784034377109

作品紹介・あらすじ

奥多摩からながれだし、大都市・東京と神奈川のあいだをながれて東京湾にそそぐ多摩川は、昔からたくさんの人に親しまれてきました。川にはダム、堰、橋がつくられ、まわりには線路、道路、用水がはりめぐらされています。にぎやかな町に、おおきな工場、ひろい空港や、さわがしい競馬場もあります。そんな、発見とおどろきにあふれた多摩川を、神さまと、お使いの男の子が、雲にのって、空から見ていきます。小学校低学年から。

感想・レビュー・書評

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  • 『あらかわ・すみだがわ』に続いて、日本の川シリーズ。
    子どもの頃浅川(多摩川にそそぐ)沿いに住んでたのと、奥多摩はよく登山に行くので、非常に馴染み深い川として楽しめた。特に小河内ダムと羽村の取水関・玉川上水に特別ページが割かれてて、今すぐにでも見に行きたくなった。玉川兄弟の像、遠足で見に行った気がする。懐かしい。昔の人が川の水を分け合った様子を垣間見れて勉強になる。所々に関があって、ちゃんと魚道が付いてるのが優しい。そして2002年のたまちゃんも出てくる。河原でスポーツをしたり散歩をしたり釣りをしたりする人々が描かれていて癒される。おすすめ。
    210822読了、図書館本。

  • 楽しい絵本です。多摩川の源流から東京湾に至るまでを描いています。緻密な絵が楽しい。
    小田急ロマンスカー、新幹線、東横線など電車もたくさん出てきます。特に自分のなじみのある場所のページはいいですね。

    鎌倉時代に府中の辺りで多摩川を挟んで、分倍河原の戦い、というのがあったそうです。この戦いで新田義貞率いる反幕府軍が勝利し、鎌倉幕府の滅亡につながったとのこと。分倍河原の駅前には新田義貞の銅像もあるそうです。分倍河原、何度も利用したことがありますが、気が付いていませんでした。

  • こどもの友で調布空港の本を買って、俯瞰図に興味をもったらしいイカチビ。たまがわ発売時に速攻ねだられてゲット。
    川上から河口まで、うちの近くの橋もしっかり描かれていて嬉しい一冊。いつかイカチビ・ビアンキ号で多摩サイを走るとき、見るんだ。

  • 村松昭さんの「日本の川」シリーズは、子どもも大人も楽しめる地理読本です。ひとつの川の上流から下流までの地形・生きもの・暮らしの視点が沢山描かれています。(ちいさな帆)

  • 2019  4-3
    30年度 5-2
    28年度(2-3)
    15分

  • 三葛館児童書・大型本 E||MU

    この絵本は山の神様の視点で、空から多摩川の始まりから終点までを案内しています。
    細かいタッチで川と、川周辺が描かれていますので、見ているだけでも十分楽しめる内容となっていますが、加えて多摩川の地形や歴史、川に関係の深い施設も文章で紹介されていますので、子どもも大人も楽しみながら読むことができます。
    子どもも大人も、地理・歴史に興味のある方にはぜひオススメの絵本です。
                                  (うめ)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=85239

  • 多摩川沿いに住む者としては必読♪

  • たまがわの様子や、町の様子がわかりやすいです。

  • 奥多摩から東京湾まで俯瞰した目線で細かく楽しく歴史も学べます。

  • 多摩川の源流から、東京湾の河口までを鳥瞰図で眺める絵本です。
    絵が細かく、見ていて楽しいです。また、ところどころに川に関する解説があり、へぇーと感心しました。
    多摩川のそばに長年住んでいますが、知らなかった事がたくさんあり、勉強になりました。

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著者プロフィール

1940年千葉県生まれ。鳥瞰絵図作家。桑沢デザイン研究所などで、デザイン、油絵、リトグラフを学ぶ。1970年ごろより、独学で山や川の鳥瞰絵図を作りはじめる。作品は絵本に『たまがわ』『ちくごがわ』『ちくまがわ・しなのがわ』『よしのがわ』『よどがわ』『いしかりがわ』『あらかわ・すみだがわ』、『野川散策絵巻』『四万十川散策絵図』『山形・最上川流域散策絵図』『秩父・奥武蔵散策絵図』など、50点以上。東京都府中市在住。

「2022年 『きたかみがわ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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