ちくまがわ・しなのがわ (日本の川)

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 57
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784034377208

作品紹介・あらすじ

絵地図で知る千曲川・信濃川。全長367km。日本で一番長い川・信濃川は、長野県を流れる上流部を千曲川と呼び、新潟県にはいって日本海に出るまでを信濃川と呼びます。川にはダム、発電所、橋がつくられ、川ぞいの街道や高速道路では、人や車がいそがしく行き来しています。高原野菜がとれる村や、大雪のふる町、広い水田地帯をうるおして、川は流れていきます。季節や土地によって様々な表情を見せてくれるゆたかな川・信濃川を、飯縄山の天狗の神さまと十日町の雪ん子が、雲に乗って空から案内します。

感想・レビュー・書評

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  • えっ!ちょっ!何これ!凄い(゚Д゚)!!もう絵本じゃないくらい細かい絵と解説(;゜∇゜)松村昭さんのファンになっちゃった(*^^*)天狗と女の子が雲に乗って、源流から日本海まで旅をする♪途中、十日町で女の子が十日町生まれの雪ん子だと発覚!Σ( ̄□ ̄;)2010年発行で少し古いけれど、十分楽しめた(^-^)v最後の松尾芭蕉の句がまたイイ(*´∇`*)

  • 千曲川・信濃川源流には、甲武信ヶ岳登山の折に訪れたことがある。今回は、日本一長い川である、千曲川・信濃川を学ぼうと思う。
    かなり上流から川に沿って道が続いており、昔から人が集まるところだったらしい。また、たくさんの支流が流れ込んでできた扇状地で、栗、リンゴ、梨、ブドウなどの果物が育てられてきた。中でも一番大きい支流である犀川の上流が梓川だったとは驚き。槍ヶ岳にも登ったことがあるので、おそらく知らぬ間に犀川の源流を歩いていたのだ…。
    千曲川から信濃川に名前が変わる場所は、長野県と新潟県の県境らしい。地形上なんてことない場所で改名するので全く盛り上がらない。知らなかったが川沿いには遺跡も多く、火焔型土器がたくさん出土したようだが、10以上の(間違え探しのような)土器の絵が丁寧に書き込まれていて感心する。それから、川沿いに水力発電所も多く存在し、西大滝ダムと東京電力信濃川発電所に特別ページが割かれている。他には、大河津分水路・分水堰にも。なーるほど、ふむふむといった感じだ(まるで社会科見学のよう)。
    山岳地帯以外あまり土地勘がないので、川の流れを辿りながら文化や産業の歴史、地理を学べて楽しかった。この絵本を見ながら川沿いを歩いてみたくなった(車でも)。知らない地域へ興味を持つための入門としてもおすすめ。
    210831読了、図書館本。

  • 長野県と新潟県を流れる日本一長い川の源流から河口までを天狗と雪ん子がたどります。

    「たまがわ」からはじまった日本の川シリーズもずいぶん増えたようです。隅々までじっくり見て楽しめます‼️

  • 2019.9 ばっばの家の近くも描かれていて、二人で興奮。

  • 2015.6.25

    地理好きにはたまらない

    源流から海まで 川を追う。

    個人的に川の中でも千曲川好きだからかめっさ楽しい!

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著者プロフィール

1940年千葉県生まれ。鳥瞰絵図作家。桑沢デザイン研究所などで、デザイン、油絵、リトグラフを学ぶ。1970年ごろより、独学で山や川の鳥瞰絵図を作りはじめる。作品は絵本に『たまがわ』『ちくごがわ』『ちくまがわ・しなのがわ』『よしのがわ』『よどがわ』『いしかりがわ』『あらかわ・すみだがわ』、『野川散策絵巻』『四万十川散策絵図』『山形・最上川流域散策絵図』『秩父・奥武蔵散策絵図』など、50点以上。東京都府中市在住。

「2022年 『きたかみがわ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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