きたかみがわ (日本の川)

著者 :
  • 偕成社
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784034377802

作品紹介・あらすじ

日本中の川を描いてきた鳥瞰絵地図師・村松昭の「日本の川」シリーズの最新刊。
岩手・八幡平のふもとから流れだし、北上山地と奥羽山脈のあいだをつらぬいて、宮城の石巻で太平洋にそそぐ、東北最大の川・北上川を、親しみやすい鳥瞰絵地図(上空からの視点で立体的に描いた地図)で見ていく絵本です。

全長249kmにおよぶ流域には、いまも公害から人々を守るダムや、洪水で水が流れこむしくみの遊水地、川の流れを大きくふたつに分けるような堰がつくられるなどして、人々のくらしに大きくかかわってきました。河口には2011年の東日本大震災の被害から、力強く復興をあゆむ大きな町もみられます。

また縄文時代の人々のくらしたあとや、中世に力をもった大きな豪族のお屋敷あとなど、古くから人びとがくらしてきたことを感じるものもたくさん残っています。

そんな東北の大河・北上川を、土偶すがたの神さまと蝦夷(エミシ)の少年が雲にのって、空の上から案内します。

著者プロフィール

1940年千葉県生まれ。鳥瞰絵図作家。桑沢デザイン研究所などで、デザイン、油絵、リトグラフを学ぶ。1970年ごろより、独学で山や川の鳥瞰絵図を作りはじめる。作品は絵本に『たまがわ』『ちくごがわ』『ちくまがわ・しなのがわ』『よしのがわ』『よどがわ』『いしかりがわ』『あらかわ・すみだがわ』、『野川散策絵巻』『四万十川散策絵図』『山形・最上川流域散策絵図』『秩父・奥武蔵散策絵図』など、50点以上。東京都府中市在住。

「2022年 『きたかみがわ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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