きみにもできる国際交流 21

制作 : こどもくらぶ 

• 偕成社 (2001年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[honsukishinjukuさんの感想 · 2010年12月14日]

中欧３国の歴史や、街の様子、一般家庭の生活や子どもが通う学校の様子など、
この本を読む子どもたちが自分たちと引き比べて考えやすいような
題材をコラム形式で紹介しています。
また、社会問題や宗教・産業や貿易についても紹介しているので、
さらに理解を深めたい場合にはこれらを足がかりに調べ学習に
取り組む手助けになりそうです。
ソ連のペレストロイカとこの３国の関わりなんて、年表とセットで
説明がされていてわかりやすかったです。
（私が世界史に疎いだけかもしれませんが(^^;)）

対象年齢としては小学校高学年くらいなのかもしれませんが、
関心のある部分を拾い読みするだけでも面白く、世界のほかの国々に対する
興味をかきたててくれそうなので、娘と一緒に読んでみようと思っています。

著者プロフィール

こどもくらぶは、あそび・教育・福祉分野で、子どもに関する書籍を企画・編集している。おもな作品に『日本の工業』『知ろう! 防ごう! 自然災害』(以上、岩崎書店)、『歴史ビジュアル実物大図鑑』『はたらくじどう車スーパーずかん』『ポプラディア大図鑑 WONDA 鉄道』(以上、ポプラ社)、『信じられない現実の大図鑑』『0歳からのえいご絵ずかん』『小学生の英語絵ずかん』『目でみる単位の図鑑』『目でみる算数の図鑑』『目でみる1mmの図鑑』(以上、東京書籍)、など、毎年100タイトルほどの児童書を企画、編集している。

「2019年 『３　難民って、なに？どうして困っているの？』 で使われていた紹介文から引用しています。」