自然のかくし絵 改訂新版: 写真絵本

著者 : 矢島稔

• 偕成社 (1999年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2023年10月6日]

「昆虫がかくれないでも敵に見つからない方法が、「いる」のに「いない」ように見せるカムフラージュ。野外観察50年の著者が、レンズを鳥の眼として撮った不思議いっぱいの写真絵本。83年刊の改訂新版。」

[shuwachoさんの感想 · 2012年9月10日]

この1ページのヤツだけ、どうしてもみつかんない。答えのところに「とんぼ」って書いてあるんだけど。いないよ。
枝の間が動いたっていうけどさ。(S8)

[kokkomameさんの感想 · 2011年11月13日]

雑木林の中を歩いて、昆虫をさがしている気分になれる本。
地球上で１００万種以上いて、個体数も多い昆虫。しかしモンシロチョウなどは、成虫になれるのが２％。９８％は鳥や獣に食べられたりして死亡しているのです。食物連鎖の中で食べられる代表の昆虫としては、身を守るのは大切、見つかりにくい姿をするのは自然のことなのです。

ちょっと、写真の配置や文章は昔のタイプのものなかんじがします。
トリックアート的な本と一緒に紹介しても面白いかも。

著者プロフィール

矢島稔

「1988年 『はじめてであうずかんセット（5冊）』 で使われていた紹介文から引用しています。」