野山の鳴く虫図鑑

著者 :
  • 偕成社
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本棚登録 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784039711809

作品紹介・あらすじ

この本は、古くから日本で季節の風物詩として親しまれる、コオロギやキリギリスなどの直翅類とよばれる鳴く虫を、季節と環境の軸で7章に分けて、色鉛筆の細密画で紹介する図鑑です。章のなかではさらに環境を細分化、各環境別に、鳴く虫を風景ごと見開きの細密画で紹介。季節の植物やほかの昆虫などとともに「声はすれども姿は見えず」といわれる鳴く虫を、草むらに迷いこんでいるような臨場感で再現しています。

感想・レビュー・書評

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  • 彩色されたスケッチの精緻さに、息を呑む。説明も簡潔でくどくない。絵をして完成された構図に魅入る。

  • 春夏秋冬、いろんな場所でいろんな虫が鳴いている。とても細かい絵で、虫が住むところや虫の姿をじっくり見せてくれる図鑑です。解説も詳しく、虫好きの人も大満足でしょう。索引も完璧!

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著者プロフィール

1952年、東京都生まれ。神奈川県横須賀市在住。東京農業大学造園学科卒。庭園や公園、緑地などの造園設計コンサルタントを本業とする。近年は『野山の鳴く虫図鑑』『田んぼの1年』で描いたような、昆虫などの生きものがあたりまえにいる風景を目指して、地元の県立観音崎公園で在来野草の保護増殖とともに生きものに配慮した環境づくりの活動をしている。京都造形芸術大学非常勤講師。観音崎自然博物館植栽管理アドバイザー。

「2021年 『雑木林の20年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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