- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040641966
作品紹介・あらすじ
「君、私の助手になってよ」
四年前、地上一万メートルの空の上で聞いた台詞から、俺と彼女の物語は始まり――終わった。
俺・君塚君彦は完全無欠に巻き込まれ体質で、謎の黒服に謎のアタッシュケースを持たされたあげく、ハイジャックされた飛行機の中で、天使のように美しい探偵・シエスタの助手となった。
それから――
「いい? 助手が蜂の巣にされている間に、私が敵の首を取る」
「おい名探偵、俺の死が前提のプランを立てるな」
俺たちは、世界中を旅しながら秘密組織と戦う、目も眩むような冒険劇を繰り広げ――
やがて死に別れた。
一人生き残った俺は高校生になり、再び日常というぬるま湯に浸っている。
なに、それでいいのかって?
いいさ、誰に迷惑をかけているわけでもない。
だってそうだろ?
探偵はもう、死んでいる。
【初回限定】二語十書き下ろしSS【チェキは1枚800円+税になります】&うみぼうず描き下ろしイラスト『猫耳メイドverシエスタ』入りリバーシブルカバー仕様!!
※特典は紙本限定となりますのでご注意下さい
感想・レビュー・書評
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「こういうラノベが読みたい」って要素全部盛り!
バトルも美少女も謎解き要素も欲張りに楽しめる作品でした。
文体も軽やかでどんどんページ進んじゃうなー。続刊も読む!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近アニメが放送されていたから全部観たけど、やっぱり原作には敵わないですよね。この作品は、今まで僕が読んだラノベの中ではダントツでトップ。アニメも良かったのですが、原作の方が丁寧に話が進むし、何よりあの魅力的な絵が素晴らしい!作品の内容とあの素晴らしい挿絵が相俟って、もうとにかく良いのです!シエスタ可愛いですし、君塚助手のツッコミもまた良いですし、この2人の絶妙なやりとり、大好きです!この作品は、あらゆるところが斬新で、ほんとに面白いです!
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はっきり言って、もっと早く読んでおけばよかったと後悔しております。
文章の美しさの中にどこか寂しさ、切なさが感じられ惹き込まれていきました。
これは面白いです! -
背ラベル:913.6ーニー1
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知人に借りた本。
石持浅海の『月の扉』を読み返したくなった。いや、始まりがちょいと似てるだけで、こっちは、はちゃめちゃSFと言われた火浦功の『スターライトシリーズ』に近いのだが。あれよりウエットかな。
でもまぁ、そこそこ面白い。情けない主人公が振り回される物語。続きも借りよう。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50176445 -
シエスタはなぜ君塚にアタッシュケースを持たせたのか。
君塚は普通の学生なのか。(普通の学生だったなら飛行機にアタッシュケースを持って乗るはずはない 笑)
どのような経緯で夏凪にシエスタの心臓が移植されたのか。
シエスタの心臓が普通じゃないというのはどういう意味か。
そもそもシエスタほ何者なのか。(これが最大の謎?)
疑問が絶えない。続きを読んでいけば分かってくるのだろうか。
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ジャンル全部盛り
読みやすいべ