悪役令嬢の怠惰な溜め息 1 (フロース コミック)

著者 : ほしの総明 篠原皐月

• KADOKAWA (2020年8月5日発売)

作品紹介・あらすじ

プレイ中だった乙女ゲームの悪役令嬢に転生したアラサーの私。
だけどこの世界……娯楽がなさすぎる！　同人誌も乙女ゲームもスマホもない！　すっごく暇！
もちろん破滅ルートは避けないといけないけれど……その前に退屈で死んじゃう！

「娯楽がなければ作ればいいのよ！」

前世の知識を活かして玩具や恋愛小説を生み出し、退屈な世界をバラ色にしてみせる！
王妃様お気に入りの実業家になり、これでシナリオを外れて素敵な未来が……
と思いきや、書いた小説のせいで破滅フラグがやってきた――!?

感想・レビュー・書評

[こっふさんの感想 · 2024年5月13日]

おもしろい
商売に特化した悪役令嬢モノの中でも中々見ない内容でぐんぐん読める。
直前に読んでた悪役令嬢モノが設定が難しくて世界観に入り込めなかったから、尚更読んでて楽しい。
これからどうなっていくのかな〜

異世界転生して、その時代には無いが現代にはあるものをどんどん開発して商売する、というお話は他にもあるけれど
そこがメインじゃなくてあくまで婚約破棄がメインな空気があるのがとおもしろい。
そう、メインは2つ同時並行であったほうが飽きなくて楽しめるよね。
それにしても凄いなぁ。
漫画だからサクサク進んでるけど、実際私が異世界転生したらこんなふうに周りとお話したり商品開発して流通させたりなんて、出来なさそうだわ。
異世界転生モノや悪役令嬢モノ全般に言えることだけどね、毎回読む度に主人公凄いなぁって思う。