- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040649962
作品紹介・あらすじ
外科医で漫画家のさーたりがウイルス学の第一人者である父と夢のコラボ!
北里生命科学研究所教授でウイルス学の専門家である中山哲夫氏監修のもと、
人類がたどった“感染症との闘い”がマンガでわかる!
【とり上げる予定の感染症】
・麻疹・風疹
・おたふくかぜ・水疱瘡
・ロタウイルス
・百日咳
・ポリオ
・HPV
・インフルエンザ
・これからの感染症~コロナウイルス以後~
感想・レビュー・書評
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外科医で漫画家・さーたりさんのお父さんがなんとウイルス学の専門家!感染症の基礎から歴史、ワクチン、素朴な疑問まで答えてくれる医療コミック。感染症の怖さや、ワクチンの意義を教えてくれる一冊。
新型コロナで揺れる今だからこそ、感染症やワクチンの基本をきちんと知ることが大切。感染と発症の違い、免疫の種類、生ワクチンと不活化ワクチンの違い、有害事象と副反応、ウイルス検査法など、勘所を押さえる内容に。
新型コロナウイルスの知識だけじゃなく、麻疹や風疹、結核、破傷風など、危険な感染症は多い。妊婦さんや免疫低下している人など重症化しやすいけどワクチンが打てない人のためにも、ワクチンは意義深いもの(アンサングシンデレラ6巻のワクチン忌避のエピソードもお薦めしたい)。正しくメリット・デメリットの知識を得ること、その一助になる本だと思う。
「薬やワクチンがどれだけ進化しても変わらないのが人の心だよ」
「デマや悪口 感染者への差別が菌やウイルスよりも早く広がる」
この言葉は胸に刻んでおきたいね。
マンガで解説されていてとっつきやすいけど、本の厚み以上の情報量。解説がごちゃごちゃしてるのと、説明が手書きの部分が正直読み辛いかなと感じる。ただ、それを踏まえても一読しておいて損はないと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いろいろ腑に落ちた。
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さーたり先生のお父様、北里大学の特任教授(ウイルス感染制御専門)でびっくり。ドクター一家というのは存じ上げていたけど、すごい方だった。何もしらずに定期接種していたワクチンと感染症の歴史、漫画で読むとわかりやすいな(表は活字にしてくれた方が読みやすかった)。水痘、大学生の頃に罹ったけど、大人・アトピー性皮膚炎だと重症化傾向しやすいのね…「正しく知って正しく恐れる」本当にこれに尽きる。
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良書!
難しい内容も笑いを交えながら漫画で噛み砕いて解説してあってとても良い。 -
ワクチンの詳細な解説書
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ワクチンと感染症の歴史を分かりやすく伝えてくれた作品。いつの時代も予防医学は報われないのは悲しすぎる…だが、ワクチンが怖く感じるのは分かる…。
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さーたりさんの本が大好きなので、読みました。
・インフルエンザワクチンはその年に流行しそうな型に合わせているため、100%かからない訳ではなく、私は打っていなかった。しかし、ワクチンを打つことにより重症化を防ぐことができるため、今後は打った方がいいなと思った。
・破傷風のワクチンは10年経つと効果が薄れるため、適宜打った方がいい。
・胎児にも免疫がつくことがあるので、妊婦で打った方がいいワクチンもある。
・日本はワクチンに関して、他の先進国と比べて、遅れてる。例えば、子宮頸がんのワクチンなど。 -
わかりにくい事が優しくわかりやすく説明されてます。育児中のお父さんお母さんにオススメです。