- Amazon.co.jp ・マンガ (132ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040651125
作品紹介・あらすじ
主人公・ぽんこつ阿戸は
広島で自由気ままな生活を送っている。
他人との会話はお店の店員さんくらいなので
脳内シュミレーションが欠かせない。
まぁ多少コミュニケーションが不自由でも
どうってことないじゃろ?
新感覚ぽんこつコメディ大人気につき第2巻!
感想・レビュー・書評
-
主人公〈ぽんこつ阿戸〉の阿戸って地名だったのね。広島市と東広島市が接する境界の地域に阿戸町というところがあったので恐らく由来はそこかと。なお、この地名を指す場合は濁らず「あと」と読むようだ。
そして、作中に度々登場する美味しい豚骨醤油のラーメン屋も、検索してみたらそれらしいお店が出てきたのでたぶんそこかと。
内容としては前巻と取り立てて変化なし。むしろ、もはや意味のないお尻のどアップが描かれたりなんかもう癖が強い。いくらピチピチの穿いててもこんなに線は浮いてこないだろう、というくらいに執念が凄まじい。
さらっと母親が登場したけど特に家族関係描写を広げていく様子はなし。
唐突に100g 2500円の肉を買ったり回らない寿司屋に入ったりと一人暮らしの若い女子、しかもバイトをしている気配が無いにしてはの謎行動が気になる。
まさかとは思うが、彼女は著者が漫画を描くにあたって若い女性に成りすましたアバターのような存在で、実は全部著者近影に描かれている小太り気味の男性による体験談だとしたら…。そう思って読み返すとなんとも空恐ろしいような、摩訶不思議な味わいを感じたのでありました(実際の作者意図はわかりません)。
まんまとな気はするが『フロアに魔王がいます』にも興味が湧いたのは事実。探してみようかな。
1刷
2023.6.10詳細をみるコメント0件をすべて表示