魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 1 (MFブックス)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 319
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040653075

作品紹介・あらすじ

「もう、うつむくのはやめよう」
転生者である魔導具師のダリヤ・ロセッティは、決められた結婚相手からの手酷い婚約破棄をきっかけに、自分の好きなように生きていこうと決意する。
行きたいところに行き、食べたいものを食べ、何より大好きな“魔導具”を作りたいように作っていたら、なぜだか周囲が楽しいことで満たされていく。
「これも、君が作ったの!?」「この際だから商会、立ち上げない?」
ダリヤの作った便利な魔導具が異世界の人々を幸せにしていくにつれ、作れるものも作りたいものも、どんどん増えていって――。
魔導具師ダリヤの、自由気ままなものづくりストーリーが今日ここからはじまる!

感想・レビュー・書評

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  • 婚約者だったトピアスがクズで笑っちゃうよなあ。ダリヤは婚約破棄され、自由になって本来の自部を発揮していく。新しい異性の知り合いもできる。それが超美形ーというなんかお決まりのパターンだけど、まあまあ面白いよ。

  • なろうでずっと更新を追いかけ
    何度も周回していたお気に入りです

    ライトノベルはwebだけで!と
    決めていたのですが、これは買いでした

    婚約破棄もの ではなく
    転生チート でもなく

    ひたすら
    真面目に魔道具製作にとりくむダリヤと
    絶世の美男子ながら
    自身にコンプレックスを抱えるヴォルフ

    恋愛モード非装備な二人のやりとりが
    とても楽しく微笑ましい

    webにはないカルロパパ視点の加筆が
    何とも愛おしい

    このシリーズはきっと全巻買い揃えることになるだろう、と確信しております

  • 結婚前日、兄弟子でもある婚約者に婚約破棄を告げられる。
    母は幼い時に出て行き、魔道具師の師でもあった父を突然亡くし、婚約者にも去られて、突然独りになったダリヤ。
    彼女の記憶にある前世は、会社の激務を我慢したあげくの過労死。今世はいい妻になろうと大人しく従って、婚約破棄。
    ダリヤは決めた。
    もう、うつむくのはやめる。
    我慢をやめる。
    好きな魔導具を好きなだけ作って、行きたいところに行き、食べたいものを食べ、飲みたいものを飲もう!
    そんな彼女は、採取に訪れた森で魔物討伐部隊の騎士を助ける。
    幼なじみたちや親友となった騎士のヴォルフに助けられつつ、大好きな魔道具作りに没頭していたら、あれよあれよと言う間に魔道具師として名を馳せることに。

    自信のないダリヤと外見のせいで女性が苦手なヴォルフはお互いに相手が気になりつつも親友から踏み出せない。ジリジリするけど、二人を見守る周囲の人にニヤニヤしたり。
    ダリヤの作る食事がとにかく美味しそう…。
    暑いけど鍋が食べたくなるー!

  • シリーズ途中まで読んでの感想
    異世界転生、婚約破棄、現代の知識でチート、お料理部門です。結婚前日に婚約破棄寝取られという憂いにあったダリヤが、今まで婚約者(兄的存在だった)の言いなりだったのを改めて自分らしく生きていこうという始まりです。お酒が呑みたくなる美味しそうな場面が盛り沢山で危険な読み物。商売に関する事も理想と現実、身分や其々の立場など詳しく描かれていて楽しいです。恋愛は拗らせすぎの二人に進展はなさそうなので恋愛もの好きとしては物足りないかな。

  • 1~3巻までを一気に読了。

    過去にあった問題から恋愛はしたくないと互いが思っていたため、「友達」という関係でいようと約束をしてしまったがために、『恋愛』展開は微糖以下(;^ω^)
    ヒーローは完全にヒロインに惚れてしまっているがそのことに無自覚で、ヒロインはヒーローに徐々に深入りしていっているがこちらも無自覚。
    そのうえ、双方「相手に惚れてはいけない」とブレーキをかけているので、じれじれっプリがすごい。

    物語展開は、ヒロインの魔導具作成に纏わる騒動をメインにした成長物語といった感じで、個々のキャラに良い個性があり、読みやすく面白い。

    ただ、このペースだと大筋の進展もヒーローとヒロインの恋愛模様も先が読めないほど長そうだな、という印象が強い。
    個人的には、早く二人にくっついてほしいなと思う。

  • オンラインで読んで面白かったので応援購入。
    異世界転生ものではあるけど、本人は本当に転生した人生をきちんと謳歌してるので前世はあまりひきずらないところがいいです。
    まぁ、前世の記憶から魔道具師として自分に便利なものをこしらえてはあれよあれよという間に騎士団御用達になったりとかしてるわけですが、そのあれよあれよ、がすごく楽しいので。

  • はなのみ亭さんのおすすめ
    http://hananomi691.blog10.fc2.com/blog-entry-1776.html
    を読んで購入。少女向けとして楽しく読めた。もうちょっと開発とかあるともっと楽しいかも。世界を救うとかの方向に行かないといいなあ。

  • 購入。

    念願の書籍化!(笑)ここ最近で、一番気に入っていた作品が書籍化して本当に嬉しい!
    婚約破棄から始まる、鮮やかなもの作り!(なんなおかしい(笑))うつむかずに生きるって難しいけど、培ってきた人柄のおかげで、トントン拍子に進みます。
    お酒もおつまみも出てくるので、胃袋捕まれます!そして楽しいもの作り!
    2巻も発売予定とあるので、楽しみにしています。

  • コミカライズでハマり、なろうで原作を読み、結局本も買った。それくらい気に入ってる。
    魔物素材を使って魔導具を作る魔導具師のダリヤ。転生者だから、元の世界の便利な道具を知っているという知識チートはあるものの、材料は魔物素材、魔法があるから工業製品とは全く異なる作り方で、この世界ならではの魔導具を作る。世界観に沿った、こちらとは全く違うモノ造りでとても面白い。自分の魔力を使って形状を自由に変えれるっていいなぁ。モノ造りの夢。
    そういう魔導具作りの合間に、まだまだ恋にはなっていないけれども森で出会った魔物討伐部隊所属で貴族のヴォルフと仲を深めていく。
    小難しい貴族ルールとか、魔導具とか魔力とか、凄く設定がしっかりしてて世界にリアリティがあって面白い。
    ちょっとダリヤの自己評価の低さや鈍感さはちょっとやり過ぎではと思う時はあるものの、身近に凄い人達が居るとそうなるのかなという筋も通るし、今んとこそこまでイヤミじゃないかな。
    1巻は婚約破棄から始まり、ヴォルフと出会い、商会を起こしイメチェンする。
    魔導具はヴォルフのメガネ(と過去編でドライヤー)。

  • 異世界転生ものだが、貴族でもないしチートもない。
    職人の子どもとして転生し、亡くなった父と同じ魔導具師になったダリヤは、今日から婚約者と同居という婚姻届を出す前日に、理不尽に婚約者で兄弟子であるトビアスから婚約破棄される。前世では人に合わせて無理をし続け自分を壊し、今世で相手の理想に合わせようとして婚約破棄。ダリヤは自分の好きなように生きよう、俯くのはやめようと決意する。そこからの彼女は見ていて気持ちがよいほど。幼なじみや新たに出会った友人、商業ギルドの面々などよい人たちとのやりとりも面白いし食事の描写も美味しそうで楽しく読んだ。
    作品紹介にあるような、ものづくりの描写は今巻では多くはないが、ダリヤはものづくりが好きなんだろうなというのは伝わってくる。
    ダリヤの親しい友人になる騎士団のヴォルフが、表紙や挿絵から抱く印象と中身に大変なギャップがあることに驚いた(笑)

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著者プロフィール

「小説家になろう」投稿者出身。

「2022年 『魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 8』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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