魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~ 1 (MFブックス)
- KADOKAWA (2018年10月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040653075
作品紹介・あらすじ
「もう、うつむくのはやめよう」
転生者である魔導具師のダリヤ・ロセッティは、決められた結婚相手からの手酷い婚約破棄をきっかけに、自分の好きなように生きていこうと決意する。
行きたいところに行き、食べたいものを食べ、何より大好きな“魔導具”を作りたいように作っていたら、なぜだか周囲が楽しいことで満たされていく。
「これも、君が作ったの!?」「この際だから商会、立ち上げない?」
ダリヤの作った便利な魔導具が異世界の人々を幸せにしていくにつれ、作れるものも作りたいものも、どんどん増えていって――。
魔導具師ダリヤの、自由気ままなものづくりストーリーが今日ここからはじまる!
感想・レビュー・書評
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婚約者だったトピアスがクズで笑っちゃうよなあ。ダリヤは婚約破棄され、自由になって本来の自部を発揮していく。新しい異性の知り合いもできる。それが超美形ーというなんかお決まりのパターンだけど、まあまあ面白いよ。
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なろうでずっと更新を追いかけ
何度も周回していたお気に入りです
ライトノベルはwebだけで!と
決めていたのですが、これは買いでした
婚約破棄もの ではなく
転生チート でもなく
ひたすら
真面目に魔道具製作にとりくむダリヤと
絶世の美男子ながら
自身にコンプレックスを抱えるヴォルフ
恋愛モード非装備な二人のやりとりが
とても楽しく微笑ましい
webにはないカルロパパ視点の加筆が
何とも愛おしい
このシリーズはきっと全巻買い揃えることになるだろう、と確信しております
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オンラインで読んで面白かったので応援購入。
異世界転生ものではあるけど、本人は本当に転生した人生をきちんと謳歌してるので前世はあまりひきずらないところがいいです。
まぁ、前世の記憶から魔道具師として自分に便利なものをこしらえてはあれよあれよという間に騎士団御用達になったりとかしてるわけですが、そのあれよあれよ、がすごく楽しいので。 -
はなのみ亭さんのおすすめ
http://hananomi691.blog10.fc2.com/blog-entry-1776.html
を読んで購入。少女向けとして楽しく読めた。もうちょっと開発とかあるともっと楽しいかも。世界を救うとかの方向に行かないといいなあ。 -
異世界転生ものだが、貴族でもないしチートもない。
職人の子どもとして転生し、亡くなった父と同じ魔導具師になったダリヤは、今日から婚約者と同居という婚姻届を出す前日に、理不尽に婚約者で兄弟子であるトビアスから婚約破棄される。前世では人に合わせて無理をし続け自分を壊し、今世で相手の理想に合わせようとして婚約破棄。ダリヤは自分の好きなように生きよう、俯くのはやめようと決意する。そこからの彼女は見ていて気持ちがよいほど。幼なじみや新たに出会った友人、商業ギルドの面々などよい人たちとのやりとりも面白いし食事の描写も美味しそうで楽しく読んだ。
作品紹介にあるような、ものづくりの描写は今巻では多くはないが、ダリヤはものづくりが好きなんだろうなというのは伝わってくる。
ダリヤの親しい友人になる騎士団のヴォルフが、表紙や挿絵から抱く印象と中身に大変なギャップがあることに驚いた(笑)